風呂に行きたいんだよハルちゃん

長らく休業中の店舗を活用する方法を考えるべきじゃないかと不意に思いたったものの、今は人を集めるようなことはやりにくいわけで、思案はすぐに壁にぶつかってしまった。日記に書くべき言葉もすべて霧散してしまったので、今はこうして壁にぶつかっていますということを書いている。

会社の次の一手としてアプリに活路を見出そうとしているのは客観的に見るとかなり寒いというか、何週遅れの話なのかと思うところもある。そもそも大きな可能性を感じているというわけではないのだ。ほかに何も思いつかないからそれしか残らなかったというだけで。不毛である。

オンラインストアをよそのストアと比較して改善点を見つける…という作業は、やらなきゃやらなきゃと言いながらいまだにやっていない。日記サービスの作業が終わったら真っ先にやるべきだ。もう夏はほとんど終わりかけている。

何か良いアイディアはないものかと考え始めたら、日記を書く手が止まってしまった。低気圧だし寒いし、とっとと風呂にでもつかった方が賢明ではないか。背後のハルサメさんがいつもなら机の上で寝そべっている時間なのに今日は妙にしつこい。膝に乗せろと言っているのか。いや、僕はそろそろ風呂に行きたいんだよハルちゃん。