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歌詞について

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ただ好きな歌詞について書いたもの。
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記事一覧

京都に溢れた祝祭の音楽 ”Homecomings New Neighbors FOUR Won’t You Be My Neighbo…

5年ぶりに訪れた京都。 古き良き時代の名残を感じさせる風景は、学生時代に何度となく訪れた…

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『時をかけるな、恋人たち』の世界観を彩る2つの楽曲

今年、憂鬱な火曜日を楽しく過ごすことができるようになった理由の一つに、あるドラマの存在が…

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Homecomingsが描くのは優しい世界の中にある小さな幸せとやるせなさ

日常の中を緩やかに流れている幸せと 時折、心の隙間から漏れ出るやるせなさ。 その両方を欠…

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初めて買ったアルバムはスピッツの「とげまる」だった

誰にとっても、初めて買ったアルバムというのは 思い出深いものだろう。 言うに及ばず、自分…

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懐かしい君の声がする/GalileoGalilei"Bee and The Whales"tour 大阪公演

7年前、大好きだったバンドが活動休止を発表した。 ライブを生で観たいという夢はとうとう叶わ…

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FINLANDSが言葉にする「愛」という感情

「FINLANDS」の曲は、凍てつく寒さの中でも、透き通るような冬の夜でも、静寂の中を切り裂いて…

ハンバートハンバートの唄が映し出す景色

ハンバートハンバートの唄を聴いていると その情景が鮮明に、頭の中に映し出される気がする。 ハンバートハンバートは、佐野遊穂さんと佐藤良成さんの二人からなる男女のツインボーカルデュオ。 さらには、三人のお子さんを持つご夫婦でもある。 お二人のどこまでも広がっていくような、伸びやかな歌声が奏でるハーモニーは、まるでぽかぽかとした陽だまりに居るかのような、心地よい空間へと聴く人を誘ってくれる。 また、いつか聴いたラジオでパーソナリティを務めていた上白石萌歌さんは、ハンバートハ

くるりの唄を聴いて思い出す「瞬間の感情」

先日、秩父で行われたライブで 初めて「くるり」の演奏を生で聴いた。 イヤホンで何度も聴い…

「本」と「音楽」で繋がる場所

自分は「本」と「音楽」を繋げるのが好きだ。 「本」にしろ「音楽」にしろ、今まで様々な作品…

ベースラインが奏でるメロディ

普段、音楽を聴くとき「ベース」の音に集中して聴くことはあるだろうか。 正直、あまり楽器に…

変幻自在なPEOPLE1の歌詞

「PEOPLE1」の曲を聴くと、その捉えどころのなさに戸惑うと同時に、いったいどれだけの引き出…

歌詞の世界観を創る情景描写

歌詞の世界観を形作るものは沢山あって 情景描写もその一つ。 曲を作る人にとって、歌におけ…

「エモい」ではなく「感傷的」になる曲

曲を聴いている時に感じる 「感傷的」になってしまう瞬間。 それは、単に懐かしいという意味…

煌めき放つハンブレッダーズの歌詞

まるで玩具箱をひっくり返したかのような キラキラとした言葉たち。 もやもやと抱えたままま埃を被っていた感情に 陽の光を浴びせられたかのように鳴るメロディ。 ハンブレッダーズが歌う唄からは、忘れかけていたあの日の記憶が、思い出すとくすぐったくなるような淡い感情が、どこからともなく湧き出してくる気がする。 ◇ ハンブレッダーズとはGt.Voのムツムロアキラ、Ba.Coのでらし、Drのキジマ(敬称略)の三人で結成されたスリーピースロックバンドだ。 青春の日々を赤裸々に綴っ