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アツアツ?ヒヤヒヤ?お客様の食欲を爆上げする「シズル感」の表現方法とは?

晩酌のおつまみとして
ささみめんたいチーズフライを作るも
鍋の中で衣が全て剥がれ
ささみの明太子挟みを
爆誕させるタイプの男、
河原崎です。

何がいけなかったんだぜ?

さて、五感マーケティング
シズル感アピール編 3つ目は、

『お客様の食欲を爆上げする
 「シズル感」の表現方法』

です。

ステーキやハンバーグを提供する時に
「どんな器がいいですか?」と聞かれたら
私はためらわずに
「鉄板を使ってください」
と答えます。

というのも、
鉄板でジュージュー音を立てて
提供されるほどの熱々さには、
食欲をそそる魅力があるからです。

商品戦略においては、
食べる前から感じる美味しさ感を
どう出すかが非常に重要。

それが「シズル感」。

シズル感を表現することで、
商品がより魅力的に見えるため、
お客様にとっては価値の高い商品として
見えるでしょう。


シズル感を表現する方法には
主にアツアツ感、ヒヤヒヤ感、
ボリューム感、色彩感、本物感があります。

アツアツ感を表現する代表的な方法は、
ステーキ、ハンバーグ、
あんかけ焼きそばなどの
「鉄板ジュージュー系」です。

タレをかけるタイミングは、
お客様の目の前にすることで
音や匂いを最大限に引き出せます。

しかし、油が跳ねることもあるので
紙エプロンなどでお客様の服を汚さないよう
事前に準備しましょう。

一手間かかる表現方法ですが
それでもアツアツ感を表現するためには
こだわるべきです。


海鮮系の居酒屋などでは、
刺し盛りを提供しているお店が
たくさんあります。

そうしたお店では、
刺し盛りにクラッシュアイスを敷いて
ヒヤヒヤ感をアップしましょう。

そうすることで、
刺身が冷たく感じられ、
鮮度が高そうだという印象を
持ってもらえます。

もちろん、食べても
鮮度が高いことが前提です。


シズル感で重要なのは、
まず商品が提供された時点で
「美味しそうだ」と感じてもらうこと。

食べる前に商品が提供された時点で
美味しそうだと感じてもらい、
実際に食べても美味しいと
感じてもらうことが大切です。

つまり、頭と舌の両方で
2回美味しさを感じてもらう。


頭と舌の両方で美味しさを
感じてもらうためには、
ボリューム感や色彩感も重要です。

例えば、ボリューム感を表現するには
食材をたっぷり盛ったり大きな器を使う。

また、色彩感を表現するには
彩りの良い野菜やフルーツを使った
ガーニッシュなどを添えること。


さらに、本物感も大切です。

お客様は、本物の食材を使っているか、
料理人がこだわって作っているかを
感じ取ります。

例えば、牛肉の場合は、
産地や品種にこだわったものを
使用することで、お客様に品質の高さを
アピールできます。


最後に、シズル感を表現することで
商品の魅力をアップできますが、
必ずしもすべての商品に
適用できるわけではありません。

商品の特性やターゲット層、
提供する場所などを考慮して
適切なシズル感を表現する方法の
検討が大切です。

ということで、
本日もナレッジ is パワー!

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