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地頭の土台作り1「ワーキングメモリ」

どうも!
大学生塾講師の川嶋です!😄

昨日、才能の差を埋める方法は2つあるというお話をしました。
今日は、その1つ目「ワーキングメモリ」について紹介していこうと思います!

ワーキングメモリは、短時間だけ頭の中で情報をコントロールできる機能で、この働きが大きければ大きいほど、勉強の成果が出やすくなります。
ワーキングメモリはここ数年間に、トレーニングによって性能をアップさせる方法が見つかっています。

何個かあるので、紹介します。

◇ワーキングメモリ性能アップ「運動」

まずは運動です。
運動は勉強するにあたって様々に利用できます。
記憶力アップの効果だけでなく、地頭をよくする働きも持っています。
しかも、ワーキングメモリを上げるために複雑なエクササイズはいりません
ウォーキングだけでも脳のパフォーマンスは上がります

一例としては、イリノイ大学の研究が、定期的なウォーキングの効果を確かめた実験があります。
週3回1回40分のウォーキングを1年続けた被験者の脳をfMRIで見ると、脳の神経回路が増え、「デフォルト・モード・ネットワーク」(DMN)と呼ばれるシステムが活発化していました。
DMNとは、頭の中で感情や記憶などの情報をつなぐための回路です。
この連絡がよくなると認知の働きがよくなり未来の計画スケジューリングマルチタスクなどもうまくなります。

ワーキングメモリを向上させるウォーキングの量は、軽く息が上がる程度で、最低10分以上だそうです。
慣れれば、30~40分を週3回やってみるといいそうです!


◇ワーキングメモリ性能アップ「テレビゲーム」

まさかのテレビゲームがワーキングメモリを向上させるものになります。
ただし、3つの条件がありそれに当てはまらないゲームは逆効果なので注意です!

・リアルタイムの判断が必要とされる
・謎解きの要素がある
・3D空間を飛び回れる

この3つすべての条件を満たしている必要はありませんが、これら3つの条件を満たしたゲームほど脳への負荷が大きく、認知トレーニングとしての効果は高まります

昔のゲームだと、スーパーマリオ64なんかはぴったりです。
今だと、スーパーマリオ3Dワールドとかモンスターハンターなんかもいいかもしれませんね。

もっとも、テレビゲームにはデメリットがあるので注意してください。

・脳の報酬システムが変化を起こし、中毒性に似た状態に陥る
・外部の刺激に反応しやすくなり、脳が報酬に弱くなってしまう

良くできたゲームほど、いいタイミングでアイテムがゲット出来たり、程よい難易度でステージをクリアできるようになっているので、その快適さにやられてしまいがちです。
一旦こうなると、ゲームから離れることは難しいので集中力をゲームで使い果たして、ゲームオーバーになります。
その意味で諸刃の剣なので、「ゲームは10分過ぎたらやめる」などの厳格なルールを決めてやってください。


他にも、楽器をする、筆記開示、DNBといったものがあるのですが、これはカットで!
気になる方は、ぜひこの本を読んでください!

明日は、マインドセットについて紹介していこうと思います。

では、また!👋

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