見出し画像

国交省パワハラ役人VS外郭団体子羊プロパー職員の事件簿

これは今から20年前、国交省のとある外郭団体のロンドン事務所でO所長とK次長との間で起きた事件の概要である。背景を簡単に説明しておく。O所長は東大教養学部卒。国交省から出向中のキャリア官僚である。パワハラで有名な男でこれまで行く先々の職場で何人もの部下を休職や退職に追い込んできたいわく付きの人物である。一方のK次長は早大法学部卒。第2新卒で外郭団体に入りシドニー事務所にも勤務経験がある海外経験豊富なベテラン職員である。あえて「事件」と呼んだのはO所長に仕えることになったK次長もまた、過去O所長に仕えた多くの部下同様、メンタル不調になり業務に支障を来たし退職に追いやられることになったからである。

(注)職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?