そう思うと、もう切なさしかないニュースに思えます。

特許パテントトロール的なイメージもあったりする企業ですが、それにつけてもね。
ぶっちゃけ尻に火がついて、という気がしなくもないです。

スマホのゲームを含むソシャゲでは、大コケにコケてますからね。
ただ、リリース当初からパワプロコナミのパクリと騒がれていたのも事実であって真偽について素人の個人がなんちゃら言えるもんじゃありません。
まあ、仮に負けても40億なら払うでしょう。

特許侵害を訴えるしかない側と、一大IPにまで育てた側の違いってやつ。
もうシンプルに、ビジネスとしての仕掛け方が全く違います。

言っちゃえば前時代的なんでしょう、コナミは。
だから古参の意地をひねり出したところで活かせるコンテンツにできない。
仕方がないので、当たった端から訴えて認めさせるしかない。
そんな、お年寄りのプライドみたいなものが特許パテントトロール化した原因かも？
受け入れられてる層の厚さからしても、コナミに追い風はないでしょうね。
だからって勝つか負けるかは別なんだけれど、勝ってもコナミが負うのってマイナスのほうが大きいんじゃないのかな。
もう単純に、今回ばかりは突いた相手が悪すぎる印象が否めません。

微塵も野球に興味がないので私はパワプロのほうを存じ上げません。
と、同じようにギャンブルの趣味もないので競馬も興味ありませんでした。

最近は大きいレースなら競馬も見たりするようになって、これってウマ娘のおかげというか功績で、たぶん私みたいなのも少なくないと思うんですね。
ウマ娘のモデルになってから、元競走馬のバースデードネーションで毎年のように高額の寄付金が集まるようになった、なんて話もあります。
コンテンツとして育てると、そのくらいのうねり・・・にはなるもんなんです。
それがないと、けっきょくゲームはゲーム以上になりません。

コナミみたいに、かつてゲームだけの売り上げで成り立っていた企業が体質を変えられないまま衰退していく様って、これから増えるんじゃないかな。

ゲームだけを売り物にするなら、もう大企業である必要がない。
むしろ大企業としての体裁を維持したければ、それだけの利益を上げられる売り方にシフトしていかなきゃ生き残るのは難しいんじゃないでしょうか。
あきらかにコナミはそれが出来ていない気がします。
知的財産戦略なんて謳ってますが、そもそもシリーズで売ってきた商法でもあるので、いまさら新しい何かなんて受け入れられない風土なのかも。
桃鉄だけで生き残るには、ちと厳しいかな。

さておきCygamesとしては、犬に嚙みつかれたみたいな話でしょうね。
サ終の心配はないと思いますが、がんばって頂きたいもんです。