見出し画像

鶏を美味しく食べるならシンガポールに学ぶべし

これは、本当にそう思う。

いやいやマレーシアだろうと仰る向きもあるかもしれないが、私は肉骨茶も海南鶏飯もシンガポールのものだと思っている。

水道橋の近くに通勤していたころ、とにかくシンガポール海南鶏飯の本店に通った。何を食べても美味しいが、こと鶏肉は別格だ。
こんなに柔らかいものか、と驚かされる。
鶏料理について、シンガポールの右に出る国はないと信じている。

そんな全幅の信頼を寄せるシンガポールに、まだ知らない鶏料理があった。
しかも、なんとも見たこともないビジュアルなのだ。

パラフィン紙で包み、ごと油で揚げている。
なるほど、それで「ペーパーチキン」というわけか。

調べてみれば簡単そうだ。
というわけで、この週末のレパートリーとしてみた。

我が家のレシピ
-材料-
・しょう油、料理酒、みりん、オイスターソースを大さじ1くらい#1
・ニンニク、ショウガを1かけずつ#2
・鶏モモ肉を2枚
・タマネギを半玉
-作り方-
①タマネギをスライスする
②鶏モモ肉1枚を8つくらいに切り分ける
③#1をボウルで合わせて、手のひらで圧しつぶした#2を入れる(タレ)
④鶏モモ肉とタマネギをボウルに入れ、タレをもみ込む
⑤そのまま半日つけ込む
⑥25×25くらいでクッキングシートを用意し、手前に鶏肉とタマネギをのせてクルクルと巻く
 →余った両端をキャンディー包みの要領で絞るように巻く
⑦包んだ鶏をフライパンに並べて、半分つかるくらい油をひく
⑧中火で10分、包んだ鶏を裏返して5分くらい揚げ焼き

タレに砂糖を入れるレシピが多く、我が家ではみりんで代用。
※使わないので砂糖がないw
ついでに甘さの足しになるように長ネギ→タマネギに変更。

で、出来上がり。
これが本当にビールと合う。

鶏の柔らかさにも驚くが、いくらでも食べられそうな感じ。
どうあっても少し甘めに仕上がるのでライムを絞っても、さっぱりする。

思った以上に簡単で、紙で包むので油も汚れない。
タネだけ作って凍らせておいてもいいかも。
常温解凍して包んで焼けばOKだ。

とにかくオススメ!