『響け!ユーフォニアム3』4話所感。そして感涙を伝えたい。
(蛙๑╹ω╹๑ )<こんにちは。カエルです。
今回もユーフォ4話の感想など書いていこうと思っとりますが、今回は本編からの引用画像多めとなっております。
というのも、第4話は表情描写がすごく凄かった回のように感じたためです。
いえ、ユーフォに限らず、京アニ作品は細やかな表情の変化、表情による感情の描写は多いのですが、今回は、内容も相まって特に表情の変化が際立っていたと思います。
(蛙๑╹ω╹๑ )<という訳でさっそくGO!
なお、アニメの流れで切り取って書いているのでキャラクターのエピソードが飛んでたりするのはご愛嬌。
❑きみとのエチュード
(蛙๑╹ω╹๑ )<エチュードとは。
音楽用語としては。練習曲のこと。
また、
(蛙๑╹ω╹๑ )<第4話については、緑と求の「練習曲」であり、また、二人の「即興劇」という側面もあったのかなぁ、と思いました。
今回は緑と求の師弟回だったワケですが、求のバックグラウンドが明らかになった事で、関わり方、そして客観的な見え方にも変化が起きた回でしたね。
とても好きな回だった。
❑源ちゃん先生の声、江原正士さんなんだ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<個人的にはアニメ『傷物語』のドラマツルギー役が印象深いかな。
(蛙๑╹ω╹๑ )<ええ声やなぁ。さすが劇団四季や劇団昴に所属していたり、外画の吹き替えで多くの俳優を担当していらっしゃるだけある。
❑葉月ちゃん髪切った?
(蛙๑╹ω╹๑ )<え、突然カワイイじゃん。かわよ。
❑「さっすがママ先輩! お母さんみたい」
(蛙๑╹ω╹๑ )<どっちもオカンやんけ!
❑滝「ドラムメジャーの厳しい指導と、皆さんの努力の賜物でしょうか」
(蛙๑╹ω╹๑ )<そしてサンフェス後。
❑恐い先輩にビビる武川さんとリーダー然としている麗奈
(蛙๑╹ω╹๑ )<『教育』に関する研究論文によると、人を育てる・指導する際、「結果や才能、ではなく、努力・戦略・選択(またそれらの工夫)、を評価すると人は努力を続ける事ができる」のだそう。
逆に「結果・才能だけを褒めると、ズルをしてでも良い結果を取り繕おうとして努力をサボるようになる」のだとも言う。
結果と努力が結びついている事を教えて褒めてあげる必要があるのだと言う。
(蛙๑╹ω╹๑ )<などを踏まえて、
前回「名指しでミスを指摘して吹奏楽部全体のレベルを上げるために厳しい指導を行なった麗奈」と、
今回「結果と努力を評価して感謝を直接武川さん伝えて褒めた麗奈」
は、表裏一体であり、最終的に部員全体のレベルとモチベーションを向上させる結果に至った。
という事になります。
(蛙๑╹ω╹๑ )<麗奈の指導者としての成長は描かれるのだろうか? と前回書きましたが、無事に回収されたと一安心しました。
とは言え、部員たちが脱落退部せずに、サンフェスを成功させたのは、久美子と義井沙里のバックアップが必要不可欠だった事を忘れてはいけない……。
沙里が良心の呵責に耐え切れず、先に脱落していたら、その時点で新入部員たちは瓦解していただろう事を考えると、麗奈は沙里にも感謝を伝えねばならぬ……。(久美子は……まあ大丈夫やろ笑)
❑とんでもねえ、細かい表情の変化
(蛙๑╹ω╹๑ )<今回の本題。先ずはこれらを見てけろ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<……え?俺今実写を観てる??
原画何枚描いてるの??
京都アニメーションは、こういう事普通にやり続けるから本当に怖い。
(蛙๑╹ω╹๑ )<求が、元同級生の樋口から源ちゃん先生との「家庭の問題」を案じられた末に「源ちゃん先生心配してるぞ。一言話しに行けよ」と言われ憤慨。
これからサンフェスのパフォーマンスだと言うのにちょっとヤバめの空気感をかもし、師匠の緑がフォローに入った場面ですね。
「すみません、演奏前なのに、緑先輩にこんなところ……」
たったこれだけの短いセリフ、約7秒のシーンでこれだけ二人の表情を動かして、表情で二人がどんな心境なのかを見せる。
という。
(蛙๑╹ω╹๑ )<すっっっっっっごい。
これが日本が誇るアニメーションの技術や……。
と思わずにいられないシーン。
❑身体の揺れだけで上で何が起きてるか見える
武川さんと会話をした後、それを見ていた久美子(右)が麗奈(左)に肩でぶつかって談笑するシーン。
(蛙๑╹ω╹๑ )<すっっっっっっっごい。
足しか映ってないのに、二人の重心移動が見える。だから上半身がどんなふうに動いているのかまで解る。
❑心配する師匠と、迷惑をかけたくない弟子
樋口から聞いた事情(亡くなったお姉さん、心配する源ちゃん先生)を話してほしい緑。
尊敬する緑先輩に自分の内情の事で迷惑をかけたくない求。
❑狭き門より入れ
(蛙๑╹ω╹๑ )<という言葉が思い浮かんだシーン。
コントラバス奏者であり、源ちゃん先生の生徒でもあり、吹奏楽部員とのトラブルの末に音楽に挫け、最期には病気で亡くなった姉。
その姉に似ている緑。
緑を初めて見た求は、どんな気持ちだったのだろう?
緑から見つめられている時、求はどんな気持ちだったのだろう。
❑今回のベストシーン
この、二人の表情の変化が、最高過ぎた。
(蛙๑;ω;๑ )<今そのシーンを観返して泣いてる。
間違いなく、第4話の「表情の変化、表情による感情の描写」を代表するベストなシーンです。
❑「気持ちは演奏に出るよ」
(蛙๑╹ω╹๑ )<そして「光」の演出。
求が、本当に心を開いて北宇治吹奏楽部の仲間になった瞬間。
(蛙๑╹ω╹๑ )<4話さ〜いこ〜!!!!
「神回」としか言えねー。
神回 認定
(蛙๑╹ω╹๑ )<です。異論は認めねー!
❑生きてるならいい
求と話して、なんだか姉の麻美子にLINEしたくなった久美子。
(蛙๑╹ω╹๑ )<もしかしたらユーフォくんのLINEスタンプ実在するのでは?
と思ったが無かった。
公式のスタンプ風アイコンなら存在した。
(蛙๑╹ω╹๑ )<やっぱ優子パイセン可愛いな。
❑「僕は北宇治の人間です」
(蛙๑╹ω╹๑ )<これも「光差す方を見る」という分かりやすいポジティブな表現。
これこそユーフォシリーズではよく見るやつ。
❑『愛の挨拶』エドワード・エルガー作曲
『愛の挨拶』コントラバス ピアノ 三重奏
(蛙๑╹ω╹๑ )<結婚の記念に贈った曲だからって、深読みはしない節度あるオタク。
た だ し 、
(蛙๑╹ω╹๑ )<みたいに、作曲家エドガーと、結婚したアリスは師弟関係だった事は覚えておきたい。
(蛙*^ω^*)<もうこれ結婚するじゃん!(深読み)
さておき。
お姉さんの練習曲であり、求、姉、祖父の3人を繋ぐ曲だった『愛の挨拶』は、
緑と求 二人のエチュードになったんだね。
(蛙๑;ω;๑ )<はあ……、今週も本当に良いアニメーションをありがとう京都アニメーション。『響け!ユーフォニアム3』
また来週まで生き延びるよ。
という感じの第4話でした。
(蛙*^ω^*)<本当に最高ゥー!
他にもね、4話の中では立華高校が登場するしたり(スピンオフアニメ化の伏線かな?)、奏と真由の絡みだったり、今後の伏線は随所にありました。
(蛙๑╹ω╹๑ )<あと、立華高校のモチーフである京都橘高校吹奏楽部のみなさん、ローズパレードに向けてのクラウドファンディング1億1千万円調達おめでとうございます。
❑京都橘高校吹奏楽部
台湾公演マーチングステージ
そんな中、今回は緑と求にスポットを当てて、尚且つ京都アニメーションの " アニメーション技術者 " について語りたかったのでした。
(蛙๑╹ω╹๑ )<好き勝手語れて良かった。
そして百聞は一見にしかずなので、アニメもし観てない方がいたら必ず観てください。
今回だけでなく本当にすごくすごい、素晴らしい作品なので。
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それではまたᐕ)ノシ
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