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自分の状態を知って、マッチした治療を受けてほしい スポーツ整体の資格をとった話

自分の身体の様子について相手に伝わるように表現するのって難しくないですか?

スポーツ中の症状はその動きの時だけ発生する痛みや違和感があったりして、後で説明しようと思ってもどんな様子かはっきり分からなくなる事もあります。

実際、自分の状態がよく分からなくて、相手にも伝わらなくて、復帰を急いで間違った治療を選択したために競技人生を終了するような状況になることも。
 ⇧私の経験です



スポーツ障害

ジュニア選手の場合

・痛む部分や痛みの強度がよく分からない
・張り感が痛みだと思ってしまう
・指導者に言えなくて我慢している
というケースが多いように思います。

大学生以上の選手の場合

・自分の身体について無頓着というか治療に行くという行為=ケアだと思っている
・診断結果を自分できちんと把握できていない
・トレーナさんや治療の先生に指示指摘された事(例えば補強とかクセとか)を放置している
・セルフケアは簡単なストレッチするくらいで、故障を繰り返し練習が継続できないケースもしばしば



素朴な疑問


道具は気を使うのに何で自分の身体は人任せにしているんだろう?
自分では分からないなら一緒に観察を続けてみたら変化するかな?
自分の身体の様子を表現できるようになれば必要な場面でスムーズに医療につなげられるよね?

ってことで、スポーツ整体の資格を取得しました



資格は活かせるのか?

アスリートとしての経験

現役時代は国内トップトレーナーにケアをしていただいたので、痛みだけでなく、ちょっとした不調や違和感レベルでも相談していました。
時には手の抜き方までも、、、
と言うと語弊がありますが、オーバートレーニング気味なときやモチベーションが低下しているときなど、さり気なく、ときにはオーバーに支えてくださったのもトレーナーさんでした。

話が逸れました

治療中はマッサージで気持ちよく睡眠しているなんてことはなく、現状に対する確認・指摘・今後の対策についての個別学習のような貴重な時間でした。
そのおかげで多少の痛みや張りや疲労などはセルフケアで解消できる今にたどりついたのだと思っています。

で、実際どうかというと


・選手の状態を本人が理解できる言葉で表現できるようになった
・痛みや違和感のある箇所だけでなくどういうところが理由となっているかを一緒に観察できるようになった
・セルフケアのバリエーションが増えた
・緊急性の察知ができる

施術はほとんどしていませんが、選手に自分の身体を観察して変化に気づいてもらえるようなサポートに活かしています。

でもやっぱり選手自身が自分ごとにしないと難しいですよね、、、

2024.3.23 最終更新


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