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「キャッシュレス」が広告に与える影響

キャッシュレスとは、決済を現金ではなく、クレジットカードや電子マネーなどの電子決済で行うことです!
※手形などもありますが、今回は電子決済オンリーに絞って説明します

つまりは、キャッシュレスとは個人の購買行動のオンライン化という見方ができます!

今までも、レジなどを通すことでも、現金決済でも購買行動はオンライン化されていて、商品情報とレジの対応者が判断した、「顧客の性別」「年代」などがデータとして打ち込まれます。

商品に紐づいてるデータをオンライン化することで、商品の売れ行きなどを予想することができます。

商品-何個売れた、いつ売れた、どこで売れた、男性がよく買う、30代がよく買う

しかし、これは商品のことは分析できても、ユーザーのことが分析できません。この商品を買った人はどういう経緯でこの商品を知ったのか、今後、どのような行動をとるのかなどを追うことができません。

しかし、「キャッシュレス」による、電子決済の多くは、個人に紐づいています。例えば、クレジットカードに登録している情報とパソコンやスマホに登録している情報が一致すれば、同一人物のパソコンやスマホと判断することができます。

上記だと、メアドが一致するため、クレジットカードとPCを同一ユーザーが使ってると判断できます。

これができると、個人のオンラインとオフラインの行動を結びつけることができます。これができると今まで評価できなかった広告などのオンライン施策が評価できるようになります。

ECショップと実店舗のブランドの服を売ってるサービスがある場合

現金決済:SNS広告をクリック→ECサイト訪問ECサイト離脱

→SNS広告はサイトに連れて来るけど、購入しないし効果ない?
※実店舗で購入したかどうかは分からない

電子決済:SNS広告をクリック→ECサイト訪問ECサイト離脱→実店舗で購入

→SNS広告はECサイトでは購入しないけど、実店舗で購入するから効果ある!

このように、電子決済にすることで、実店舗で購入したデータも見れるようになるため、キャッシュレスは正しく広告の効果を計測できるようになるため、インターネット広告にとってはポジティブな変化といえます!

今回は計測で説明しましたが、実店舗でAを買ったユーザーに関連商品のBのインターネット広告を出すなどもできるため、ターゲティングという面でも、キャッシュレスの広告に与える効果は大きいと考えられます!インターネット広告の代理店としては、早くキャッシュレス社会が来てほしいです。

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