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《厚生労働省の登録商標⁉️》【セルフ・キャリアドックのすすめ⑦】

「すると、キャリア面談、というのは、一方的なんですか?」

『その傾向が強い場合が多いですね。
面談というのは、実際に対面して談話するから、面談なんだと思いますけど、片方が、もう一方の話を聴く、みたいなイメージがありますね。
キャリア面談の場合は、例えば、キャリアコンサルタントや転職エージェントに対して、働く場所のコトや働き方について、悩みとか、方向性みたいな漠然としたコトを吐露する。
これも、絶対にコレ、みたいな定義もない、と私は考えてますけど』

「社内の場合は、キャリア面談とは言わないんでか?」

『いえ、言いますよ。
それに、キャリコンとかエージェントも、キャリア相談、受け付けます、みたいに看板を出してますし』

「、、、うーんと、混乱します」

『すみません、余計な注釈をしちゃうんですよ、私。
ごめんなさい』

「いえいえ、私の理解力が足りてないんです」

『その相手の理解力、というか、相手の立場や受け取り方に合わせるのが、プロですから、私の失敗です。すみません」

「そんな、そんな。
謝るようなコトじゃないですし、私のほ、、、
そうですね。続けましょ。何でしたっけ?」

『つまり、キャリア相談も、キャリア面談も、違いは確かにあるけど、場面や時によって、関係性によって、使い分けるのがイイし、その使い分けが難しい、というコトです』

「あぁ、だから、ニッポンジンとにほんじん、なんですね。
同じモノ、この場合、日本人ですけど、それを指しても、漢字も一緒かもしれないけど、言うヒトによって、違う発音になる、ってコトですね?」

『そういうコトになりますね。
カタカタにすると、外国の方が言ってるみたいになるし、ひらがなは見慣れない。違いは確かにあるけど、同じく対象のコトを言ってる』

「印象とか、イメージの問題ですね。
今のこれも、キャリア相談、になりますか?」

『なると言えば、なりますけど、私はその認識はないですね。今日は、ヒアリングという感じなんで』

「ヒアリング?
英語の試験みたいですね」

『そうですね。
様々な意味で、そうかもしれません。
誰が誰を試験してるのか、分かりませんけど』

「私の採点では、今のところ、高得点です。凄く楽しんでますよ。今まで、あんまり考えたコトなかった話ばかりで」

『あまり考えたコトなかった?』

「えぇ、そうですね」

『、、、』

「、、、どうかしました?」

『いえ、そうですか。
それは良かった、、、
良かったのかな?』

「はい。佐久間にも、絶対に伝えますね」

『佐久間社長には、大変お世話になってますので、嬉しいです、お役に立てて』

「また、飲み屋で絡まれるんじゃないですか?
ウチの人事を虜にしやがって、みたいに」

『虜になってくださったのなら、嬉しい限りです。まだまだ、これから、ですけどね』

「そうですね、まだ、これから始まるんですよね。あの、何ていうんでしたっけ、、、
キャリアセルフ、、、」

『あぁ、何でもイイんですけどね、呼び方は。
でも、厚生労働省の登録商標ですが、、、
セルフ・キャリアドック、です』

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