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【DTM】初心者向け オーディオインターフェイスおすすめ3選

お久しぶりです。
キャロウェイです。

今回はオーディオインターフェースおすすめ3選ということで、独断と偏見で紹介して行こうと思います。

タイトルにも記載した通り、初心者向けの内容ですので、
「DTMをはじめてみたいけど、何をどうしたらいいかわからない」
「オーディオインターフェースって何?」
といった方々に読んで頂きたいと思います。

また、DTM以外でもゲーム実況やオンライン会議等、多種多様な場面で使用されているようです。
低予算で購入できるものをピックアップしているので、上記での導入を検討している方もおすすめの内容になっております。

それでは本題に入っていきたいと思います。

1. オーディオインターフェースって何?

英単語で分解すると、
Audio = 音声
Interface = 接続機器
となっており、音声信号の入力や出力を制御する接続機器の事を指します。

具体的には、
・マイクを接続し、ボーカルの音声信号をパソコンに送信
・ヘッドフォンを接続し、パソコンの音声ファイルの再生信号を受信
といった事が可能です。

オーディオインターフェースは、パソコンとオーディオの入出力を中継してくれる役割を担っています。

2. どうしてオーディオインターフェースを使うのか?

オーディオインターフェイスがどのような物なのかを理解すると、次のような疑問が浮かび上がってくると思います。

「パソコンにもマイク端子やスピーカーが内蔵しているし、そもそも必要ないのでは?」

私もDTMをはじめる前に同じような事を思いました。
しかし、オーディオインターフェースを導入するには次のような目的があります。

① 高音質での再生環境
DTMを行う上で高音質での再生環境を作る事は最も重要です。
パソコンのスピーカーでも音楽の再生自体は可能ですが、
音質という点に着目するといかがでしょうか?
低音があまり鳴らなかったり、ボーカルしか聞こえなかったり、端末による癖が付加されて再生されてしまいます。
最終的にリリースする音声ファイルは、どの再生環境で聞いても楽曲の美しさを最大限に表現できる音作りが理想とされているので、クリアに再生できる環境はDTMを行う上で必須となります。

② 低レイテンシーでの録音
実際に録音する際、クリックや音源を聞きながら演奏すると思います。
デジタル機器での録音作業は音声をデータ化して処理している関係上、ヘッドフォンやスピーカーを通して聞こえる音に対して、実際に演奏している音が若干遅れて聞こえてしまいます。
この遅延の事をレイテンシーと呼び、デジタル音声制作では一般的に発生してしまう現象になります。
再生音と演奏音がずれて聞こえてしまうと、レコーディングの質が下がってしまいます。
オーディオインターフェイスはこの遅延を極力抑える設計になっており、録音時の演奏に支障をきたさないようになっています。

③ 入出力の拡張
これは機器によって個体差がありますが、様々な端子の入力チャンネルを備えています。
また、電源供給が可能な機器もあり、コンデンサーマイクのような電源が必要なマイクを使用できる物もあります。
出力側もヘッドフォン端子があったり、ステレオ用にLRの端子がある機器もあるので、端子の形状やチャンネル数等は機器を選ぶポイントの1つになるかと思います。

3. オーディオインターフェースおすすめ3選

① steinberg UR22 mkⅡ

オーディオインターフェイスの定番機器です。
音質面でも192kHz/24bitをサポートしており、低価格高音質な1台となっております。
steinberg製品ということもあり、Cubase AIのDAWソフトウェアも付属している事も魅力の1つかと思います。
ただし、入力音のモニタリングがモノラルになる為、ステレオ録音を検討されている方は注意が必要です。
類似品のUR12もほぼ同スペックなのでおすすめです。

▼スペック
D/A解像度:192kHz/24bit
PC接続:USB-Type A/USB-Type B
入力端子:2(Mic/Lineのコンボジャック×2)
出力端子:3(Line×2、Phone×1)
MIDI:〇
Hi-Z:〇(ch2のみ)
付属DAW:Cubase AI

Focusrite Scarlett 2i2 (gen. 3)

オーディオインターフェイスの赤い彗星とも揶揄される機器になります。
特徴としては、Focusriteの代名詞であるISAマイクプリアンプのアナログ周波数特性をエミュレーションするAir機能が搭載されています。
つまり、ボーカル録音に適した製品になります。
また、付属ソフトウェアもかなり充実しており、これ1台購入すれば充実したDTMライフを始める事ができます。
見た目の格好良さとコンパクトなサイズ感に惹かれ、私も自宅外で作業する際に使用しています。(Scarlett Soloの方ですが笑)
コストを抑えたい場合はScarlett Soloもおすすめです。

▼スペック
D/A解像度:192kHz/24bit
PC接続:USB-Type A/USB-Type B
入力端子:2(Mic/Lineのコンボジャック×2)
出力端子:3(Line×2、Phone×1)
MIDI:×
Hi-Z:〇
付属DAW:Ableton Live Lite、Avid Pro Tools First Focusrite Creative Pack(その他プラグインも付属)

③ PreSonus / STUDIO 24c

何を隠そう私は熱狂的なPreSonus信者です。
PreSonusは音質に対する拘りを勝手に感じています。
音質面の192kHz/24bitはもちろん、USB-Type Cでの接続になるので、音声データの送受信が高速化され、レイテンシーを抑えられています。
また、ラウドなヘッドフォンアンプも搭載されており、大音量高音質でのモニタリングが可能です。
付属されているDAWのStudio One Artistは、次世代オーディオエンジンによる高音質な制作をサポートしてくれます。(私もStudio Oneシリーズを使用しています。)

▼スペック
D/A解像度:192kHz/24bit
PC接続:USB-Type C
入力端子:2(Mic/Lineのコンボジャック×2)
出力端子:3(Line×2、Phone×1)
MIDI:〇
Hi-Z:〇
付属DAW:Studio One Artist

コロナウィルス感染拡大に伴い、外出自粛が要請されてる昨今ですが、
DTMで自宅の時間を充実させる良い機会とも捉えています。
この記事があなたの素敵なDTMライフを始められる良いきっかけになれれば、大変嬉しく思います。

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