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もう一つのシンデレラ

概要
ガラスの靴を履いて社交界に現れた女性が忽然と姿を消した、馬鹿な王子はそのガラスの靴がぴったり合う人を探したが、まさか女性ではなく、とある男の足にしてしまったジャストフィットしてしまった。

タイトル『もう一つのシンデレラ』

俺は村でキャベツを栽培していた
小さな村だけどそこそこ仲間達とくらし
幸せだった。

王侯貴族達に搾取はされていたが
それでも命を取られることもない
そんなある日、村に王子直属の憲兵隊が
やってきたんだ。

なんでもガラスの靴をもってきて
それがピッタリはまる女性を
探しているらしい。

新手な女さらいかな?
この村の美人たちは皆貴族たちの
召使にされてしまい
まともなのは田中のとこの奥さんくらいだ
それすら、佐藤と浮気している
人間性はろくなものじゃない

しかしアホな王子だな
靴のサイズがあった者と結婚したいらしい
皆女性たちは並ぶが
この村は年頃に限らず女性が100人もいない

みんな馬鹿げてるけど
憲兵の手前一応、履こうとはする人が
殆どではないかな
自分の母親は積極的に参加していたけど

いや、踊ってないよね?
数日前に舞踏会でてないよね?母さん
なんで万が一に賭けるんだ?
あるわけないだろう。

60人くらいで女性がいなくなった
しかし、憲兵隊はこの村で100人は
調べろとノルマがでてるらしい
憲兵隊は言った。

「仕方ない。男でもいいか」

ええ???
俺達中年男性も駆り出された
入るわけないじゃないか
女性の足だろう。
割ったりしたら責任問題にならないかな

そう思いながら履いたら
まさかのジャストフィット

「え?」
『え?』

『ええええええええええええええ』

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憲兵隊も驚いたけど
むしろもっと驚いたのは俺の方だった

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