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静かに冬をすごす植物たちを探索(冬の奄美群島ひとり旅 その2)

その1はこちら↓

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2月25日(日)奄美大島 金作原原生林とマングローブカヌー体験

なんとか太陽が出ないかなと思った次の日も、予報通り雨。しかし大荒れじゃないだけ、ほっとした。この日はツアーに申し込んでいた。

雨天決行で、なおかつ人気のある金作原原生林とマングローブカヌー体験。

奄美大島は亜熱帯多雨林の地域。亜熱帯の森が広がり稀少な動植物の宝庫だと聞いてすかさず申し込んだ。私はひとり旅ではあまりツアーに申し込まないが、この2つの体験はツアーだからこそ行ける場所ということで、とても楽しみにしていた。

まずはカヌー体験。の前に、マングローブが見渡せる展望台に行ってからカヌー体験。

今日は風がある。行きしはカヌーを漕がなくても風がカヌーを押してくれる。小雨のなか、ガイドさんに着いていく。一緒のツアーになった年配のご夫婦と2人組の女性とともに進む。最初は不慣れだったけど、だんだんとコツを掴んですいすいと漕ぐ。楽しい!!カヌーを漕ぐだけでも楽しいのに、マングローブの中へ入ると、まるでリアルなUSJのジュラシック・パーク・ザ・ライドの世界を思い起こさせて高揚する。

お昼ご飯は、奄美大島の郷土料理、鶏飯を食べる。

昼ごはん前に寄った世界遺産センター


定番の鶏飯


昼を過ぎ、金作原原生林の散策。車で30分かけて山奥に進む。舗装されていない道もどんどん進む。到着して車の外へ出る。ここは南の島かと疑うほど寒い。上着の中は薄い長袖で来たことに後悔。奄美の服装と天候がむずかしすぎるのだ。

晴れたら日差しがきれいなのかもしれない。風もおだやかなのかもしれない。

しかし、閑散期シーズンだからこそのきれいな景色も見れる。今回のツアーでめちゃくちゃ感じた。GW中はマングローブツアー客が殺到し、100体のカヌーが押し寄せて身動きが取れないとガイドの方がおっしゃっていた。

静かに冬をすごす植物たちを探索できて、冬の奄美の美しさを十分に体験できたと思う。


本格的な観光は終わり、宿へ帰宅。トイレに宿主さんの強すぎる県制地マップが貼られていることに気づく。

赤い!!笑

玄関には全国から来たお客さんの写真が飾られていて、おひとり一人どこから来たか書かれている。島根から来られた方が貼られていないので、宿主さんに「最近まで島根に住んでいたんですよね〜島根住んでたらここに私の写真が貼れたのに!笑」と伝えると、「え!?そうなんですか!私島根大好きなんですよね」と。

「お客さんに47都道府県のなかでおすすめの場所どこですかってよく聞かれるんですけど、島根って答えてます」とのこと。意外な場所で島根トークが盛り上がる。


月曜日からは奄美で仕事をしつつ近場でおいしい食事と飲酒を楽しみながら次の週末の行き先をゆったり決めていく。


その3はこちら↓


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