年末感がない。

そりゃそうか。フルリモートワークであるokkeに転職したため、忘年会も大掃除もしていない。めんどくさいけど、なかったらなかったでさみしい。いまだにあと2日で2023年が終わることを信じてない。

無理やり年末感を出すために、2023年の振り返りをする。

今年はくやしいことが多い年だった。謎の高熱を2回出し、夏フェスで熱中症になりかけた。うつ病になり、休職せずに転職した。夢や目標がぼんやりとしてきて、何者かにならなきゃ、なにかしなきゃ感が凄い時期があった。そのせいで本の出版にチャレンジしてみたり、旅の発信活動にもチャレンジしてみたがうまくいかなかった(チャレンジしたこと自体はよかったと思う)。それらをチャレンジしたのにもかかわらず創作大賞は完成できずにぎこちない終わり方になってしまった。1番追っかけていたバンドが解散し、1番特別なバンドのドラムが脱退した。そのせいでライブ欲が無くなり抜け殻状態になった。本当に、色々とくやしいな。

もちろん楽しいこともあった。フィンランドとエストニアに行けたことは私の人生のなかでトップクラスで心に残ることだろうし、島根から関西に引っ越せたのも人生の第一歩。そして転職したokkeという会社も本当に楽しくて、年末も仕事したいくらいだ。ジムにも通い始めて身体もかなり安定してきている。

しかし抜け殻状態が治ったかというと、実はそうではない。いまだに夢や目標がぼんやりしてることには変わらず、『海外』『留学』『ワーホリ』で検索しまくっている。でも留学やワーホリに飛び込む勇気もないし、多分私はそこまで海外就職に興味がない。日本経済がどうの、英語が使えないと稼げないとかどうの、これまでたくさんの言葉を浴びてきたけど、結局はどんな仕事が自分にとって幸せかを考えるべきだった。

でもフィンランドやエストニアに行ってみて、海外の文化を知ることが好きだということが分かった。海外に限らず、現地の人の生活を体験することが好きだということが年々わかってきた。でもそれは留学やワーホリじゃオーバーすぎるんだよな。

大人になるにつれ、わかってきたこと。だからこそ諦めなきゃいけないこと。現実を知っていくこと。捨てること。いろいろあるけれど、いろいろ言ってても20代折り返しはやってくる。2024年。旅は変わらず続けていきたい。