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映画『くれなずめ』を見た。とりあえず私の優勝はソース。


先日映画館に行きました。数えてみたら、1年半ぶりでした。いや、もう映画自体1年半ぶりな気がします。それくらい私、映画見ないんです。

映画は人生で10本も見たか?いやさすがに見てるか・・・。うーん、それくらい見てない。


で、そんなわたしがなぜ映画を見ようと思った。そのきっかけが、まいたけさんのこちらの記事です。

いや絶対いい話じゃん。

私はこういう、大きなどんでん返しはないけど「人」に焦点を当てた青春物語が大好物なんですよねえええええええ!!!!!

と、思いまして。見に行きました。



予想的中。シンプルに良かったし、シンプルに泣きました。いやあれはずるい。普通に泣ける。

私は本当にまいたけさんのnoteしか読んでおらず、公式ホームページにアクセスせずに映画を観たので、最初のカラオケのシーンの吉尾のセリフで、一気に心臓跳ねました。まだ観ていない方はホームページ見ないことおすすめします。なんとなく。あ、まいたけさんのnoteはネタバレしてないのでぜひ読んでください。

まず私は、本当に映画を見た数が少ないので、成田凌イコール「愛がなんだ」のマモちゃんのイメージが強かったんです。(あ、愛がなんだは見たんですよ。)クズっぽい感じの。

でもですよ。吉尾のキャラを見て、思わず

俳優さんってすげええええええええええ


と、心の中で小2レベルの感想が出てしまいました。我ながらにくだらない感想だなって実感してます。

ここから本気で大人っぽい感想を述べてみると、現実と昔の思い出を交互に並らべて、じっくり進む展開が好みでした。ひとつひとつの展開に、それぞれの登場人物の人柄や、関係性がじわじわと剥き出してくる。

本当にくれなずみながら展開していきます。そのじわじわ加減が、私の体温に合っていました。なんかぬるま湯浸かってるみたいな。

私はこの温度加減がアツすぎると(例えば展開が速いアクションとか、音が大きいホラー系とか、まあ重たい?恋愛系もそうかも)、一気に無理!ってなります。

映像ってそういう意味では、自分の見たい速度で見れないので、そんなに好んで見ないのかな。。。と、ここで自分がなぜ映画をすすんで見ないのか理由が少しわかりました。ありがとう、くれなずめ。


意外と「日常」を描いていくストーリーって、起承転結が激しいストーリーよりも面白くさせるのって難しいのではないのでしょうか(あくまで個人の感想ですが)。ほのぼのとした中に面白さを出す展開って、映画監督や小説家じゃないので全然わからないんですけど、特効薬を出さないといけない気がします。

まあ、くれなずむにも特効薬的なもの(?)はあるのですが、それよりも、吉尾とそのほかの5人が交わす些細なセリフや表情が、いかにもその辺にいる男子たちの日常で、近しい感じがリアルでした。

こういう、男子のバカっぽい日常を見るのって女子は共感できますよね。映画の感想見てると、全体的に女性からの支持が多いよう。逆に男性はあれかな。他の男性のグループのわちゃわちゃ感見ても、共感じゃなくて「ダサい」「サムい」「内輪感」「見ててなにがおもろいん?」みたいなのも思うそうな。うんうん、そこは好みですよね。


ちなみに個人的な優勝キャラは、曽川(ソース)を演じたハマケン。なにあれ最高。だからこそ、最後のあたりの、スーパーのシーンが良かったな。あれがいちばん泣けた。

短い感想ですが、まいたけさんありがとうございました!おかげで1年半ぶりに映画館に足を運ぶことができました!




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