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【Beatbox座学】 「ヒューマン」

おはようございます、Kyosukeです!
本記事では、僕なりにヒューマンビートボックスの「ヒューマン」のところにフォーカスして書きたいと思います!相当コアなのでお楽しみに〜




書くに至った理由

これまで数回現場の大会に出場したり、色々なアーティストの方とお話しさせていただいたり、ワークショップ等で意見交換をする中で「ヒューマン」の魅力に気づきました。
以下は僕の一意見ですが読んでいただけると嬉しい限りです☺️

辞書的な”Human”

“Human“を辞書的に日本語訳すると、人間の、人間らしい、人間にありがちな、、、と出てきます。
ちなみにHumanの反意語は”Divine”で、神の、神聖な、神々しい、、、という意味らしいです。
勉強になる〜
今回はその「人間」について深掘りしていきます!

「ヒューマン」の重要性

「ヒューマン」を知り得ることによるメリットには例えば以下のようなものがあります。

  • バトルの数と同じ数のネタがないという理由でイベントに参加しなくなることが少なくなる

  • 会場にいる人との交流自体が楽しいので、バトルで勝っても負けても良い思い出になる

  • ネタにとらわれない柔軟で面白いバトルができる

  • バトル後の満足度がすごい

  • オーディエンスをより惹き込められる

  • ビートボックスだけでなくそのプレイヤー自体を好きになり応援したくなる

などなどなど!!
まだまだあるとは思いますがこんな感じですかね〜

これらを抽象的にまとめるとさらに以下の2つに集約できます。

  • 完璧主義の改善

  • 表面的好意から内面的好意への移行

前者はプレイヤー視点、後者はオーディエンス視点のメリットです!

なんだか難しい言葉になってしまいましたね😓

要するに、、
ネタなくてもイベント参加ばんばんして楽しめるし、ミスっても雑でもそれが人間っぽくていいよなって自分を許せる!
さらに、そのプレイヤーの報われなかった時代や成長過程を見ているから一人間として応援したくなる!!みたいなことです。
あとこれは現場イベントの特質ですが、音に機械感がありすぎて人間味を感じないと不思議なことに全然湧きません。盛り上がらないで気づいたらすっと終わっています。超人感が残るくらいがちょうど良いんでしょう🤖

ここで僕の体験を1つ。

先日9月18日に札幌のXENONという場所で「音ノ処」という大会に出場しました。実は前日にも大会がありそっちの準備で手いっぱいだったので音ノ処は出るか迷ってたんですよね、ネタもないし。

でも結局楽しそうなので出ました!

ありがたいことに予選通過し、Best8戦では現役北海道チャンピオンのJustinさんと戦わせていただきました。

結論から言うと負けてしまったのですが満足度がすごい高かったんですよね。

それはなぜか。

ラウンド2にて。
予選通過メンバーの中では最年少だったこともあり、僕と同じ10代の子はどのくらいいるのかふと気になって会場に呼びかけました。
たくさん手が挙がったので「あ、これ背負っちゃお」って思いました。
軽い気持ちで背負ってごめんだけど、それでもみんな盛り上がってくれたし応援感じました。

きっとネタをしっかり作っていったら、もっと良い勝負はできたのかもしれないけど、こんなことできなかったなぁって思います。

確実に僕の「ヒューマン」の部分が出た瞬間でした❤️‍🔥

「ヒューマン力」とは

「ヒューマン」の力量を表す言葉に「ヒューマン力」があります。

あのビートボクサーはヒューマン力凄いよなとか普通に言います。

漠然としてはいますがイメージ的には、、

  • パッションがある

  • 立ち振る舞いが堂々としている

  • オーディエンスを惹き込む力がある

  • 長くシーンにいて挑戦し続けている

  • ビートボックス以外にも何か成し遂げている

などなど!
個人的にヒューマン力溢れるビートボクサーに憧れているしなりたいなと思います。
音を出す、のではなくあくまで音は手段で人と人との対話をしたい。

まだまだ道のりは遠そうですが僕なりに頑張ります💪

道内と道外の「ヒューマン」比較

ビートボックスシーンと一言で言っても場所によって形成されるシーンの雰囲気が若干異なるんじゃないかと思います。

あ、僕は道外のイベント出場したことないので肌で体感した訳ではありませんが、動画や評価される人の傾向からなんとなく感じたことを書かせていただきます。

道内は、昔からシーンにいる方達がいつまでも強いです。言い換えれば「ヒューマン力」凄い人が強くて、スキルで魅せるよりは戦い方や立ち振る舞いが重要視されている気がします。現場型っていうのかな。ワイカ得意っていう人あんまりいないような!

対して道外は、聞いたこともない音と組み合わせで若い子がどんどん優勝してる気がします。凄いです。

日本と海外の「ヒューマン」比較

上記で述べた道内と道外をミクロとして、日本と海外をマクロとすることで似たようなシーン比較をすることができます。

日本は、海外勢にどうしてもスキルが劣ってしまう分、現場の強みを生かしたりタッグで協力して戦っています。

一方海外は、なにこれ、、、って口がぽかんとなる凄いビートボクサーが毎度毎度出てきますよね。

形成するシーンに特色が出てくることはものすごく興味深いですね!🤔

今後に向けて

道内でもっと良い結果を残したら、道外に足を運んで色んなシーンに飛び込みたいと思っています!
また、「ヒューマン」についての研究🧪進めていきますよ〜


どうだったでしょうか!ここまで長々と書いてしまいましたが、読んでいただいた方ありがとうございます!

おやすみなさい、またどこかで〜

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