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ヒストグラム見てますか?

みなさんは写真の色調補正をする時にヒストグラムを見ていますか?
まずはヒストグラムってなんぞや??という方のためにヒストグラムについて説明します。

ヒストグラムとは?

ヒストグラムを簡単に説明すると、画像に「どんな色情報のピクセルが」「どれだけあるのか」を表したものです。

ヒストグラムの見方ですが、縦軸がピクセル数、横軸がピクセルの明るさを表しており、左端は完全な黒で右端は完全な白です。
上のグラフでは明るい部分にピクセルが多いので、比較的明るい写真と言えます。
その写真がこちらです。

ではこちらのヒストグラムはどうでしょう?
明るい部分のピクセル数が少なく暗い部分のピクセルが多いので、比較的暗い写真と言えます。
その写真がこちらです。

比較すると一目瞭然なので、ヒストグラムの原理はおわかりいただけたと思います。

ここからが本題です

なぜヒストグラムを見て現像した方がいいのか?

どの現象ソフトでもたいがいヒストグラムが一番上に表示されていると思います。
それぐらいヒストグラムは重要な指標なのです。
ではなぜヒストグラムを見て現像した方がいいのでしょうか?
適正露出にするため?
違います!!
ヒストグラムを満遍なく使った写真がいいとされているから?
違います!!
自分の「好き」を見つけるためです。

明るさに正解はない

ヒストグラムにおけるセオリーのようなものは存在します。
知っておいて損はないですが、そんなものにとらわれる必要はありません。
上の2つの写真は露出が大きく違いますが、どちらかがいい写真というわけでではありません
正解はないんです。
明るい写真を「いい写真」と感じる人もいれば、暗い写真を見て「いい写真」と感じる人もいます。
自分はどんなヒストグラムの写真を見ていいと感じるのかはヒストグラムを見て現像しないとわかりません。
いろいろパラメーターをいじってみて心地よいヒストグラムを見つけてみてください。

自分の作品に統一感が出る

ヒストグラムを意識し、自分の好きな露出が見つかると撮影した写真に統一感が出ます
撮影した写真をSNSに投稿する人も多いと思いますが、統一感が出ると写真が並んでいても気持ちがいいですし、自分の作風も伝わりやすいです。
グレーディングによる色味も作風の要素の1つですが、明るさ、コントラストというのは最もと言っていいくらい作風に影響します。
なのでまずはヒストグラムを見る意識から現像に取り組むことをお勧めします。

最後にはなりますが、周囲やトレンドに影響されすぎず自分の好きを追求していきましょう!!

それでは良い写真ライフを!ちゃお

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