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行列の真ん中 王様は眠り続ける 昼も夜も休みなく続く行進 王様は眠り続ける かつてここは貧…
今日を終えて眠る少年の隣には 今まさに命を終える老人がいた 飽食に欠伸をする下卑た男の隣に…
9時9分 旅に出る9日前 心に決めた9つの約束 どうしても会いたい9人の旧友 君に黙っていた9つの…
思ったよりも複雑になってしまった世界に 産み落とされてもう何年も経つ 空には無数の電波塔と…
何の気なしに通った道 気まぐれに出会った風景 こともなげな思い出ばかり浮かぶ日 焼き肉、美…
大事なこと 大事じゃないこと 大体のことを忘れてしまうから それがきっと人間なんだろう か…
頭の中 いつも考え中 まとまったり 崩れたりを繰り返す 頭の中 いつも五里霧中 見えてきたり ぼやけたりの繰り返し 言葉のタワー いつも組み立て中 積み立てたり 崩したりの繰り返し 言葉撓む いつも張りつめない 張り巡らせ 絡まって網になる あなたのこと いつも考える 私のこと 思って欲しいのにな
老舗の定食屋さんの暖簾が 柔らかい微風に揺れている 昼の光が窓辺に差し込んで テーブルのグ…
誰にも邪魔されないように 夜明けとも 夕暮れとも取れる時間に 静かに家を出た ほとんど誰も…
青い空に足をつけて せーので飛び込む 深く深く降りて行く 心地よい冷たさに沈む 怖くなんてな…
変わらないものは無いし 終わらないものは無いのだろう 生まれてからずっと 死に向かって動き…
何があっても止まるな 心まで止まってしまうから 誰に言われても止まるな 行動原理の中心にい…
晴れた空に飛行機雲が走る 5月 よく晴れた日 この木は一体いつからここにあるのだろう とこし…
絵本の中から落ちたように 鮮やかで瞬く光 憧れていたんだ 都市の隙間を縫うように 環状線に乗る血液 見蕩れていたんだ 割れる喝采のように 溢れる電飾の脈動 惚けていたんだ ただの街灯から 目を瞑れば 衝突する光の粒 音のない雷のような 眩いロマンチカ