滲んでいるのだ
外 夜 夏の香りがする
湿度を孕んだ温い風
今年も一際暑くなりそうって
ニュースキャスター 語っている
まだ知りもしないのに
忸怩たる想い 抱えている
思いもよらない罠にハマる
それが それが どうしてだか
心地よい夜
これじゃぁまるで破滅を望む
ペシミストのようだね
そうだね?
そうだよ
明日を待たずに
明日をまた好きになる
明日になるまで
あたしになるまで
明日を待たずに
明日をまた好きになる
あたしの気持ちが
滲んでいるようだ
滲んでいるのだ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?