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「どうせ自分なんて」と思う君に、知っておいてほしいこと/加藤隆行/小学館

「自分ってなんてダメなんだろう」
そんなことを感じてるお子さんに読んでほしい一冊です。


わたしは子どもの頃、
自分のことなんて
ぜーんぜん好きじゃありませんでした。

まず、とっても太っていました。
だから自分をすごく「みにくい」と思っていました。
みんなのスラっと長い手足を見て、
いいなぁとため息をついていました。

運動も苦手でした。
体育の授業はいつも憂鬱でした。
休み時間のドッジボールも大嫌い。

そうそう、休み時間といえば
「花いちもんめ」も嫌だったなぁ。

 勝ってうれしい花いちもんめ、
 負けてくやしい花いちもんめ
 あの子がほしい、あの子じゃわからん
 相談しましょ、そうしましょ

2つに分かれたチームが
じゃんけんでメンバーを取り合いする、あの遊びです。

なんせ自分に自信がないのだから、
「どうせわたしを欲しいなんて
 誰も言ってくれないんでしょ」
いつもそんなふうに
いじけながら、恐れながら
参加していたように思います。


「どうせ自分なんて」と思う君に、
知っておいてほしいこと

この本は、かとちゃんこと、
心理カウンセラーの加藤隆行さんが
かつてのわたしのように
自分を好きになれないと感じているお子さん向けに書かれた本です。

友達はたくさん作らなきゃ!
明るく元気な子でいなきゃ!
いうことをよく聞く、いい子でいなきゃ!

あれ? そんなふうにできないわたしは、ダメな子かも…
こんな子、誰にも好きになってもらえないや…
わたしなんて、わたしなんて…!

そんな思いを抱えているお子さん、多いんじゃないでしょうか?
言葉にうまくできないけれど、
なんとなく「自分を好きになれない」と感じている子も。

じつは、かとちゃんもまた、
子どもの頃から大人になるまでずっと
「どうせ自分なんて」という思いを抱えていたそうです。

「自分らしくいればいいんだよ」
言葉にするのは簡単だけれど、
それがじつはなかなか難しい。

自分を好きになれなかった
かとちゃん自身が見つけた
「自分らしい自分でいられるヒント」が
ちりばめられた一冊です。

自分を大嫌いだったあの頃のわたしが読んでいたら
花いちもんめも好きになれていたかもなぁ。

生きづらさを抱えているすべてのお子さんへ
だいじょうぶ、あなたはとっても素敵です*^^*


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