私の場合、独立して軌道に乗ってくると、大量に仕事の相談をもらって、忙しくて忙しくてインプット、アウトプットの時間も取れずに疲弊と言うことがありました。10年くらい前の話です。

何かがおかしい。

そのタイミングで「なぜ、当社に依頼しようと思ったのですか？」と言う質問をヒアリングシートで投げかけるようにしました。

出てきた衝撃的な回答がこれでした。

「安いと聞いたから」

これ、ショックですよね。サービスで選ばれてなくて、値段で選ばれてた。労働集約型でなければ、価格勝負もありかもしれないけど、薄利多売みたいにはできないビジネスモデルなので・・・

そしてこれをきっかけに相場、相手が得られるメリットなども調べて、価格改訂を行いました。

すると

「安いと聞いていたのに！安くないじゃない！（怒）」

と離れていく人も。でもそれによりできた隙間に、

「ちゃんと広報をやりたい」
「広報の仕組みを作りたい」

という人が集まってきてくれるように変化していきました。

あり得ない安値で、引き受けていませんか？（最初にお客さんがいないときは、事例作るために低価格で受けるのもありだと思いますが、そこにちゃんとした戦略はありますか？）

やりがい搾取されていませんか？

一旦立ち止まってみるのも大事です。