加藤恭子:BtoBのTech広報ビーコミ

11/4に書籍「話題にしてもらう技術」発売。ビーコミ代表。PRSJ認定PRプランナー。…

加藤恭子:BtoBのTech広報ビーコミ

11/4に書籍「話題にしてもらう技術」発売。ビーコミ代表。PRSJ認定PRプランナー。日本マーケティング学会常任理事。元Tech系企業のマーケティングマネージャーで元記者。サイバー大学客員講師(コミュニケーション論)。青学大学院(国際コミュニケーション修士)

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PR会社 ビーコミの加藤です

初めましての人も、前から知っていたよという方も改めてよろしくお願いします。 企業内でマーケ/広報兼務、記者もしてました。15年以上ビーコミという小さなPR会社を経営しています。お客さまはBtoBの外資系のテクノロジー企業が多く、最近は広報代行の仕事に加えて、会社の広報の仕組みを作って軌道に乗せる部分や、外部アドバイザーとしてアドバイスを担当することが多いです。業界を俯瞰した寄稿などもしています。 PR会社の前は、外資系のスタートアップ、テクノロジー企業でマーケティングとP

    • 2022年買ってよかったもの/体験してよかったこと

      コロナでここ数年サボってたこの投稿。2020年はあまりにやったことが少なく、下書きのままで投稿してませんでした。ちなみに書いていたのは、食洗機、歯医者を変える、猫と暮らす等。 今回、リーズナブル(数百円とか数千円)で、このnoteを見て興味持ってくれた人が気軽に買える、真似できるもの中心にまとめました。高めのもの、マニアックなものはできるだけ後半に入れました。なお、購入/体験は自己責任でお願いします。 購入編The ordinaryのレチノールとナイアシンアミド 友人の

      • 11月4日に広報PRに関する本を出版してみた(皆様にいただいたコメントや記事の置き場)

        (2023年2月更新。漏れやぬけがあるかもしれません。お知らせください!) 2022年11月4日に、本を出版してみた。共著はあったけど単著は初めて。 編集は、ベストセラー編集者としても有名な技術評論社の傳智之さん。 あの業界地図シリーズや、累計35万部も売れた「たった1日で即戦力になるExcelの教科書」なども手掛けられてきた人だ。これらがきっかけとなって、新たなカテゴリーが生まれたり、類書が出版されたりもしている。いわゆる「最初にやる」タイプの編集者でもある。その傳さんに

        • 広報/PR関連記事、コンテンツまとめ

          まとめページが欲しいと言われたので置いておきます。インタビューものは肩書きは取材当時のものです。キャリアチェンジをされた方もいますが、皆さん関連分野で活躍中。やり方/考え方は参考になります。変わってないことも多い。 広報の先輩方にお話を聞いてきたシリーズ 外資系企業の広報リモート会見、オンラインでメディアへのアプローチなどの事例、先輩方のノウハウベテラン広報の広報改革(著名企業の広報)広報のキャリアアップメディア、元メディアの人にお話を聞いてきた初心者広報、ひとり広報さん

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          昔のBtoBのIT企業の新人の体験談らしきもの

          新入社員として、配属されたのがBtoBの営業のアシスタント。外出している営業スタッフの不在中に電話のメモを取ったり、コーヒーを入れたりする。社内メールを配ったりする。とにかく暇。空き時間にLaTeXの勉強や電子メールの使い方を学ぶ。同期とメールでやり取りする日々。 ここで学んだのは「空き時間をうまく利用し、どうやって大事なことを勉強するか」。わからないことはどんどん質問する。また他の人の仕事内容について尋ねる。そうして段々と会社の仕組みを理解できるようになっていった。 そ

          昔のBtoBのIT企業の新人の体験談らしきもの

          「昔できたから今もできる」は危険

          ここ2年ほどライフスタイルが変わり、自転車に乗ってます。サイクルセンターあ●ひの安いやつです。密にならずにそこそこ運動できていいです。 それで、高校の時は片道30分自転車通学だったので、久しぶりの自転車も楽々乗れると思ったら、かなり危なかった。早く走るとゼイゼイするし、よろけるし、ハンドルさばき?も微妙。交通ルールも忘れてる? でも、気がついたらスイスイ乗れるように。やってるうちに勘が戻って来た!あれから2年。楽々楽しく乗れている。2駅先のスーパーまで遠征することも。

          「昔できたから今もできる」は危険

          やりたいことは口に出す

          10年以上前の話。某大学で非常勤講師の募集があった。相談を受け、思い当たったのはAさんとBさん。当時50歳前後だったと思う。非常勤は未経験のため、何度応募しても落ちてしまう言っていた2人。お二人とも複数の著書があり、レベル的には同じ位。 早速2人にメールをした。 Aさんはその日のうちに履歴書を書いて、スピード写真で撮った写真を貼って投函。 Bさんからは私に電話がかかってきた。細かいことを聞きたいと。どうして自分なのか、報酬はどのくらいか、その紹介者と加藤はどういう関係な

          やりたいことは口に出す

          攻めの広報と守りの広報

          よく、攻めの広報と守りの広報っていうことが言われる。 とにかくメディアに出たい!というベンチャーが前者、すでに知名度があって、その企業を担当している記者がいるような上場企業は後者。 前者の場合、取材にこぎつけるまでが大変だったりする。メディアに出たいと思っても、なかなか取材をしてもらえなかったりする。外に出て行かないと取材は来ない。ホームページにプレスリリースをアップしたって誰も見ていない。何らかの「仕掛け」も必要だったりする。 後者の場合、会社に記者へレクチャーを行う

          攻めの広報と守りの広報

          企業の問い合わせフォームへの自動化された宣伝メール、効果あるのかな?受け手は迷惑なだけなんですが。

          昨年くらいからでしょうか。企業の問い合わせフォームに宣伝を自動送信するサービスが急に増えてきました。 いくつかの企業で提供しているようです。 フォームアプローチ 問い合わせフォーム 自動 問い合わせフォーム自動アプローチ 問い合わせフォーム営業 などで検索すると複数企業のサービスが出てきます。 1つ1つメールを送らなくても企業の問い合わせフォームにメッセージを大量自動送信し、アポが取れる(本当に??)のがウリのようです。 でも、 突然のご連絡失礼いたします

          企業の問い合わせフォームへの自動化された宣伝メール、効果あるのかな?受け手は迷惑なだけなんですが。

          暗黙のルール、立ち位置を知る

          起業に関して、その業界の暗黙のルールみたいなものってあると思うのです。例えば、成功報酬が当たり前の業界もあれば、契約書をかわすのが当たり前の業界もあれば、口約束で進んでいく業界もある。応募して競って仕事を請け負う業界の場合もあります。 ビジネスモデルを理解しようその業界ってどんなビジネスモデルになっているのか、他の人、お店、会社はどうしているのか、これは是非調べて見てください。ある程度公開情報(ネット検索)でも調べられます。 小規模、プチ起業でそもそも参入できるのか資格は

          暗黙のルール、立ち位置を知る

          ABC cooking schoolのビジネスがすごかった!

          坂上&指原のつぶれない店。とても好きな番組でよく見ています。 ここ数ヶ月で始まった、ダメなレストランを専門家が再生させる「愛の貧乏脱出大作戦」によく似たシリーズも面白いのですが、今回取り上げられていた、ABCクッキングスクールが衝撃的でした。 私はXXXホーム(別の料理教室)に行ってたので、ABCには足を踏み入れてなかったので、仕組みを知らなかったのでした。 ズバリ、XXXXXと応用したビジネスモデルです。そこに様々な工夫がされていました。 人的魅力の高い(元アイドル

          ABC cooking schoolのビジネスがすごかった!

          仕事が多い、何かが違う、の原因を探る

          私の場合、独立して軌道に乗ってくると、大量に仕事の相談をもらって、忙しくて忙しくてインプット、アウトプットの時間も取れずに疲弊と言うことがありました。10年くらい前の話です。 何かがおかしい。 そのタイミングで「なぜ、当社に依頼しようと思ったのですか?」と言う質問をヒアリングシートで投げかけるようにしました。 出てきた衝撃的な回答がこれでした。 「安いと聞いたから」 これ、ショックですよね。サービスで選ばれてなくて、値段で選ばれてた。労働集約型でなければ、価格勝負も

          仕事が多い、何かが違う、の原因を探る

          2019年買ってよかったもの/体験してよかったこと

          去年はワンナイトクルーズやフリースタイルリブレなど。 今年は 便利 リーズナブル どなたも買ったり、試したりできる(コネとか要らない) の3つのキーワードに刺さるものをピックアップしていくつか書いてみたいと思います。 Grouponのチケットえっ!Groupon!と驚いた人もいるかも。UIも微妙だし、何せいまだにおせち事件のイメージがあると思います(無いですか?)でも、使い方次第ではかなりいいのです。例えば、某テーマパーク的なもの。事前にグルーポンで買って半額で入

          2019年買ってよかったもの/体験してよかったこと

          広報ネタ:あの会見は成功だったのか?

          著名な海外企業の会見が話題になった先日、大きな注目を集めている海外企業の記者会見が話題になった。数多くのメディアで取り上げられ、高品質でユニークな同社の製品の記事は、私のfacebookのタイムラインにも何度も登場した。googleでニュース検索をしても多数の記事が引っかかるし、会見当日のNHKのニュースでも取り上げられていた。 数字で見たら大成功?掲載記事の数やそのクオリティなどを参照してスコアリングを行うと(注:海外のPRの業界では、掲載記事の件数ではなく、掲載媒体の属

          広報ネタ:あの会見は成功だったのか?

          広報あるある:上司や組織がわかってくれない問題

          いいアイデアがあるのに、変革していきたいのに、上がわかってくれない!いいアイデアがあるのに、変革していきたいのに、上がわかってくれない! そう感じる人も多いようです。特に大手企業や著名な企業、長く続いている企業で起きがちだとか。確かに、ベンチャーだと「今までの広報はこうだった」という伝統やしがらみがないので、かなり自由度が高く、変革が難しいという問題は起きにくいですね。 どんなことが起きているのか。 広告換算をやめて新しい方法で効果測定をしたくても 「うちはもう20年

          広報あるある:上司や組織がわかってくれない問題

          先輩広報の知恵を集結

          Web担当者フォーラムに、過去6回分の内容をまとめた記事が掲載されました。 長いんですが、初心者広報の皆様、是非読んでいただけたら嬉しいです。 また、言語化できる広報のノウハウを持っていて、皆さんに共有できるよ、っていう人がいたら是非ご連絡いただけたら!