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神戸新聞同人誌評に取り上げていただきました

Twitterでも書いたのですが、嬉しいのでこちらでもご報告を。
神戸新聞「同人誌」欄(2023年11月25日付、評者・葉山ほずみ氏)
にて、拙作「綺麗な地獄」を取り上げていただきました!

こちらの小説は、アンソロジー『もし今、〇〇に戻れたら』に掲載したもの。
このアンソロジーは、文学仲間たちとの飲み会で「もし今ナントカってテーマで小説書いたら、面白いんじゃない?」と話が盛り上がったのがきっかけで誕生しました。
所属同人誌『カム』のメンバーや文学学校時代からの友人など、合計8名の作品を収録しています。
テーマ「もし今、〇〇に戻れたら」さえクリアしていたらOK、〇〇に入る言葉は何でもOK、というゆるい縛りのアンソロジー。
SFから日常系、恋愛ものまで、多彩な小説が集まりました。

「綺麗な地獄」は幻想風味の入った恋愛小説です。
以下、同人誌評にて書いていただいた内容を抜粋して紹介します。

〝本屋で働く「私」は同じビルの歯科を受診し「彼女」と出会う。
2人はいつしか恋人になり、ある時、海辺の町へ旅行に行こうと決める。
彼女は「旅行かばんがないので明日買いに行く」と言ったまま、消息を絶つ。
私は、彼女がかばんを買いに行った場所で事故で亡くなったことを知る。
もし、好きだと告げる前に戻れたとしても――やっぱり好きだと伝えるに違いない。
たとえ地獄でも、彼女が待つなら、私は迷いなく進むのだろう。〟

ちなみにこの小説は短編で、原稿用紙にすると約30枚の長さなのですが。
もともとは5枚程度の掌編小説でした。
こちらはnoteで公開しています。

掌編小説を書き終わった時には、もうこれ以上ふくらまないお話かな、と思っていましたが、時間が経ってからイメージが動き出しまして。
いろいろ書き加えたり修正したりして、結果、上記のような内容となりました。
思い入れのある作品ですので、新聞の同人誌評に取り上げていただくことにより、より多くの方の目に触れていただけるのはとても嬉しいです。
(ありがたいことに「新聞を見て読みたくなりました」とさっそくご注文をいただいたりしました!)

もしご興味のある方は、通販サイトBOOTHからどうぞ。
1部400円+送料180円になります。

来年1月14日に開催される「文学フリマ京都8」にても販売しますので、文フリにお越しになる方はそちらでもぜひ~。

以上、嬉しい報告と宣伝(笑)でした!
どうぞよろしくお願いいたします。
(了)

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