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ひろゆき,グレイトフル・デッドに共通したヒッピーなビジネスモデル

伝説的バンド、グレイトフル・デッドの面白いマーケティング戦略とひろゆきを重ねてみると、たくさんの共通点がありました。

グレイトフル・デッドは知らないけど、ひろゆきは知っているよ!という人にスッと入ってくるように書いています。この記事を読んでみて、興味が湧いたらグレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶという本を読んでみても面白いと思います。

グレイトフル・デッドとは

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知らない人も多いと思うので一応wikiから引用

グレイトフル・デッドはヒッピー文化、サイケデリック文化を代表するアーティストで、カウンターカルチャーが上昇する1960年代に、その中心地であるサンフランシスコ・ベイエリアで結成された。

カウンターカルチャーヒッピー文化という言葉はこの記事のキーワードです。後ほど説明しますので次に共通点をみてみてましょう。

共通点

・個人事業主やファンと手を組みスケール

グレイトフル・デッド
自分たちのロゴを付けた商品を売る行商人に「ノー」というのではなく
彼らを歓迎しライセンス料を払ってくれれば使用を許可した。

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有名なのは赤と青の骸骨「スティールユアフェイス」や、デッドベア。日本ではバンドより有名かも。みたことあるでしょ?

結果的にヒット曲があるわけではないのにビートルズやローリング・ストーンズと売上の規模で肩を並べています 笑

ひろゆき
転載を拒否するのではなく、Youtubeの提供する著作権を守るためのContent IDという仕組みを使って収益を分配。

Content IDでは転載動画にどのように対応策をとるか選択することができます。

1. 閲覧できないよう動画全体をブロックする
2. 動画に広告を掲載して動画を収益化し、場合によってはアップロードした3. ユーザーと収益を分配する
その動画の再生に関する統計情報を追跡する

ひろゆきは2の選択肢を使って切り抜き動画を許可し、広告収益を分配しています。HIKAKINを超え、これまでの再生回数日本一の3倍の再生数... 笑

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両者とも禁止するのではなく、個人事業主やファン手を組むという選択によってとんでもなくスケールしています。

・寄付をして自分のコミュニティに恩返しをする

グレイトフル・デッド
Rex財団を設立し、芸術、科学、教育のクリエイティブな取り組みに積極的にコミュニティ支援を行ってきました。1984年以来、890万ドル以上(約9億7,534万2,466円)

ひろゆき
児童養護施設にゲーミングPCを配布。「ゲームからパソコンに興味を持ってほしい」と120台以上を寄付(合計約2000万円の支援)


・長いキャリアで継続的にコンテンツを作る

グレイトフル・デッド
30年にも及ぶ活動を通して常にツアーを行い、2,300回以上のコンサートを行った。また、ジェリー・ガルシアは歴史上最も録音されたギタリスト。

ひろゆき
2ちゃんねるはもちろん、サービス、コンテンツを継続的に作り続けている。

・ファッションやライフスタイル

- Tシャツ・サンダル・髭
- ドラッグ(ひろゆきは合法時代にマジックマッシュルーム)
- お金に縛られない



ヒッピー文化,カウンターカルチャー

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ヒッピーというとわかりやすく、上記の画像をイメージするかもしれません。長髪、髭、あとは大麻やLSDなどのドラッグなど...

しかし、個人的にそれは表面的なスタイルなだけであって、ファッションとしてしか捉えられていないと思います。

私はヒッピー文化,カウンターカルチャーを下記のように捉えています。

すでに主流になった価値観や慣習、根拠のないこうあるべきという考え方などに異を唱える。

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なのでむしろ上記の画像の方がヒッピーだと思います。

人それぞれだと思いますが、下記の考え方は個人的にヒッピーだなと感じます。

・常識を疑う
・知的好奇心
・もっと工夫して考える
・お金に縛られない

ヒッピー文化,カウンターカルチャーについては下記の動画が非常にわかりやいので紹介させていただきます。

まとめ

グレイトフル・デッドとひろゆきをヒッピー文化,カウンターカルチャーという概念でまとめると共通点がたくさんあることがわかっていただけたと思います。

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶを読んで、この記事を書こうと思い、ヒッピー文化,カウンターカルチャーについてさらに調べてみると面白かったです。考え方も新鮮で好きだし、新しい時代を感じました。自分の中の考え方として取り入れていきたいと思います。

下記の本にグレイトフル・デッドのマーケティング、ヒッピー文化,カウンターカルチャーについてさらに詳細なことが記載されているので、

この記事が面白いなと思った方は是非読んでみてください。マーケターの方以外でも本質的なマーケティングがすんなりと理解できる面白い本です。


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