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1演出だけ影響を受けただけで、「パクリ」判定はひどいと思う話。

これ、まあ1つめは、あきらかに「クレヨンしんちゃん」パクリだと思いますねえ。
・・・家の風景まで日本じゃん。どこが中国なんだ・・・。さすがは、パクリ帝国中国(驚)。眉とか顔の輪郭まで同じだよ・・・。はあ。すげえなあ。恥知らず中国(苦笑)。あきれますね。

2つめも、これはきっと作為的にやってるから、コピー作品でパクリ判定されてもしょうがない。
ただまあ、そういうシーンを書いてみたいっていうのもわかります。


しかし、3つ目のエフェクトシーンは、これはまあ、ストーリーや作品全体には関係なく、単にアメリカ人クリエイターの演出家が、日本風の演出を人気かなと思って使っただけじゃないかなと思います。
まあ、国によって「伝統的なシーンの描き方」があったりするのでしょうが、こんな1-2秒のところが、「日本風」だからって「パクリ」判定するのは、かわいそうです。

1-2秒の演出だけで、ちょっと影響がある程度でなく、パクリ扱いだと、何も描けなくなってしまいます。

たとえば、典型的な演出があります。ちょっと例をあげてみましょうか。

(1) 空中から竜が光って出てくる演出
(2) ヒーローが真ん中で正面で立っている演出
(3) 怪獣みたいなでかいのを、俯瞰でヘリコプターカメラ的に近づくアングルの演出
(4) ヒロインが海の近くで泣く演出
(5) スポーツや将棋・囲碁の対決で、ボールや将棋の駒が大写しになって、主役の顔が緊張でアップになる演出

こんなの、普通の感情がある人間ならやる動作を大げさにしたり、一番対象物が効果的に見えるように、あおったりするような昔の映画からの伝統芸演出です。
2なんて、歌舞伎でもやってるわけですな。50年前のアメリカの主役、たとえば、スーパーマンもやってたし、日本なら、エイトマンだってやってる。

それに年何万作も描かれるので、どれ1つも影響を受けるなっていうのは、もう無理。
どれもだめなら、ひたすら横から、登場人物を映し続けるとかいう、しょぼいのしかないかも?
→ まあ、それも影芝居アニメであるのですが・・・。シンプルすぎて逆に面白い。


ああ、これこれ、「プリンス&プリンセス」ですね。短編を集めた長編映画です。すごい幻想的です。だいたい、横から見てますね(苦笑)


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