10月3日はドイツ統一記念日なのだそうです。トップ画像は1987年、西ベルリンを走るベンツの中から撮った、東西を分けるベルリンの壁の写真。壁の向こうは東ベルリン。戦後ドイツは分断され、壁のこちら側と向こう側では、資本主義と社会主義というまったく違う社会が繰り広げられていました。なんという報復だったのだろう。。。こちら側は日本と同じように豊かな生活、あちら側は貧しくて、当局に監視され、怯えながら自由を奪われた生活。離れ離れになってしまった家族もいて、自力で壁を越えようとすると射殺され、、、というストーリーを何度も聞かされました。87年に東ベルリンを観光した時の写真、いつか紛失する前にパソコンに取り込みました。今日は記念日ということで、数枚だけ貼ってみます。

最後の写真は検問所だと思っていましたが、東ベルリン側のバスの中から撮ったブランデンブルク門です。

たまたま、数日前からベルリン在住だった作家さんにハマって、ヨーロッパでの暮らしのエッセイなど読み漁っている最中でした。ベルリンには、かき氷屋さんがあって、マスカルポーネほうじ茶味が美味しいって書いてあるのですが、かき氷にマスカルポーネは想像つかないなぁ。兎にも角にも、東とか西がなくなり、皆んながかき氷を食べられる自由な時代になったことは本当に良かった、と写真を見ながらつくづく思います。