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メキシコシティ メキシコ国立自治大学はすごかった

メキシコシティ散策1日目。まず最初にメシコ自治大学へ行ってきました。最寄りの駅からタクシーに乗り、「シウダ デ ウニヴェルシダ、ポルファボール」と簡単なスペイン語で話しかけると、意外と通じて嬉しい!そうそう、メキシコは私が今まで旅した中でダントツで観光地で英語が通じない国でした。大学生の時1年だけ不真面目にスペイン語のクラスを履修したきりでしたが、特にメキシコのスペイン語は日本人の耳と舌に優しいようで、以外とコミュニケーションがとれて楽しかったなぁ。もうこの時点でかなりメキシコラブモードになっています。

そうこうしているとタクシーの窓から、それらしき建物が見えてきました。

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ドーン!巨大!!!

4面がそれぞれに細かく壁画が施されています。じっくり見てみると何が描かれているか想像できませんか?

右側は左下にキリスト教の宣教師らしき人たち、右下には馬に乗ったスペイン人。スペインによる侵略の歴史が表現されています。たまたま寄ったインフォメーションセンターのようなところで、学生たちが簡単に壁画の案内をしてくれました。

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大学のロゴの入ったトレーナー。わしとコンドルらしいです。メキシコだけでなく、南アメリカ大陸まで入れていますね。このロゴ、壁画にも描かれています。

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メキシコの偉大なアーティスト、シケイロスの「民衆から大学へ、大学から民衆へ」青い服を着た男性は市内の方角と大学の方角をつないでいます。学生たちはそれぞれ建築物や本、ペンなどを持って突き進んで行きます。アカデミアの世界があくまで市井の生活と繋がっているのだという強い、強い、意思を感じます。そしてこういうエリート主義と正反対の泥臭ささえ感じるエネルギーに惹かれます。

残念ながらこの時は修復作業中でした。また見に行きたいです。

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横から覗くと立体的な表現だとわかります。他にも広大なキャンパスの中にたくさんの壁画があり、広々としていてエネルギーに満ちた空間です。

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