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9年間中学で美術教諭→ロンドン大学院留学(アーツ&ラーニング)→2020.3月…

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9年間中学で美術教諭→ロンドン大学院留学(アーツ&ラーニング)→2020.3月コロナで帰国→2020.10月からアート教育アプリ開発に noteでは旅行記と、アートや教育について書いています。【Contact】 kyoko.contact@gmail.com

マガジン

  • イギリス大学院留学

    2019年9月から2020年9月までイギリスロンドンへ大学院留学した時の記録です。

  • 無職四畳半日記⇨30代テンショク日記

    新大久保の四畳半の部屋より無職の日々を綴ります。

  • 読書のまとめ

    主に教育・アート・フェミニズム・人文学系の本についての記事

  • メキシコ・キューバ旅行記🇲🇽🇨🇺

    2019年9月、仕事を辞めた後、一人で気ままに旅行した記録 メキシコ(メキシコシティ・オアハカ) キューバ(ハバナ・バラデロ・トリニダー)

  • A Rehearsal for Not Knowing

最近の記事

「石岡玲子 血が、汗が、涙がデザインできるか」を観て

東京都現代美術館で開催中の「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」(会期:2020.11.14-2021.2.14)を観てきました。 仰々しいくらいの展覧会名。 でもこの、血が、汗が、涙がという強い問いかけに負けない濃厚な内容だった。量、質、だけでなく展示の構成まで練りこまれていて、彼女のクリエイションの世界に迷いこんだような体験になった。 石岡瑛子の作品の度々現れる赤。 彼女の赤は温かい血というより、何か鉄のような金属的強さを備えている。 感覚に強く訴えかけ

    • 公務員をやめて留学後、転職の時に大切したこと

      30代テンショク日記#22  無事、3週間で転職活動が終わりました。結局、希望した企業に一社応募して内定をいただけました。 転職活動を終えての感想を、一言でいうと 自分がどんな風に働きたいか、自分軸をしっかりもつことが一番大切だった。 一般的に2、3ヶ月かかるといわれますが、やっぱり一般的に言われてることなんて、参考程度だなーと改めて実感。 公務員から留学、転職まで私の場合は9年間、公立中学校で美術教員をやってました。でも、今の学校システムが生徒も先生も不自由にする

      • 30代テンショク日記#21 教育公務員からの転職活動を経過報告します

        前職は教育公務員だったので、大学生の時もほとんど就職活動はせず、教員採用試験対策に絞っていました。 そんな私が退職して大学院留学した後、初の就職活動に取り組んでいますが、コロナ禍の中で意外なほど順調に進んでいます。このまま決まるといいんですが、、人事を尽くして天命をまつ🙏 先週本命企業に面接に面接へいき、明日からインターンシップへ行ってきます。 私が働きたいのはアートと教育に関わる仕事ですが、もともとそういった職の数自体が限られているため、求人を見つけるのが一番難しかっ

        • 30代テンショク日記#20 社会人の留学後の就職について

          いろんなパターンがあると思う。 そもそも私の通っていた大学には日本人の正規留学生自体が少なかったです。 ですがその中でも社会人留学している人は卒業・修了後の進路については入学時点で3パターンだと思います。 ①休職して留学している人 ②退職して留学後もある程度、就職先のあたりが定まっている人 ③本当にノープランの人 私は③でした😂 でも、これから新しいことを全く違う環境で学ぶのに、経験してないうちから決めちゃうのもつまらないと思ってた。もちろん、ひたすら貯金額が減

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        • 公務員をやめて留学後、転職の時に大切したこと

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        記事

          アート教育アプリ業界研究①

          30代テンショク日記#19 転職日記といいつつ、最近は業界研究ばっかりしてます。でも、今のところ3社応募して、1社はインターンシップ、もう1社は書類選考通過、もう1社は書類結果待ち。就職活動初めて19日目にしては上々です。 前がき 私が教育アプリ業界に興味をもつまで私は小学生のころの夢は絵描き!という位幼い頃からずっとアート大好きな人間です。ざっくり経歴を紹介します。 ・芸大卒業後、9年間、東京都の中学校で美術教諭として勤務。 ・美術の教科指導はやればやるほど面白く

          アート教育アプリ業界研究①

          読書記録: Doing Sensory Ethnography②_アートはここから始まる

          30代テンショク日記#18 新しい仕事に向けてリサーチのリサーチ 昨日の「Doing Sensory Ethnography」の紹介記事の続きです。 アートが生まれる場所この本は民族誌学や文化人類学などのアカデミックな分野を念頭において書かれてはいますが、アートに興味ある人にぜひおすすめしたいです。 なぜなら、アートが生まれる場所は、あなたが世界の中で何か気になること、心を動かされること、問いを見つけるところだからです。 この本は大人の私たちが、当たり前として流してい

          読書記録: Doing Sensory Ethnography②_アートはここから始まる

          読書記録:Doing Sensory Ethnography①_世界とあなたの身体に耳を傾けると

          30代テンショク日記#17 本命企業にインターンシップできることに。そこで問題なければ採用してもらえそうです。 今日紹介したいのは、イギリスに大学院留学していた時にアートと教育のコースで紹介された大好きな本。これから自分がやりたい仕事のヒントがたくさんつまっていると思い、読み返しています。 タイトルを直訳すると「感覚による民族誌学を行うこと」 何でアートと教育なのに民族誌学?と思う方もいるかもしれない。でも実は、フィールドワークというのはアート制作をする上で非常に大切な

          読書記録:Doing Sensory Ethnography①_世界とあなたの身体に耳を傾けると

          30代テンショク日記#16_木登りのようにキャリアを進めたい

          子供の頃、木登りが大好きだった。 怪我をしないようによく枝を見定めつつ、危険を受け入れられる自分が誇らしかった。 登ったのはたかだか5メートル位だったのかもしれない。 でもそこからの景色は特別だった。 子供の私は木登りを楽しみながら、自分でリスクを受け入れ、挑戦することを学んだ。 あの時の木登りの感覚は、今、キャリアを進めようとしている私の中で確実に息づいている。 誰かの描いたすごろくを進めるキャリアより、 木登りのように自分の体を投げ出し、 知恵と能力を活か

          30代テンショク日記#16_木登りのようにキャリアを進めたい

          読書記録:サルマン・カーンの「世界はひとつの教室」_個が中心の学習へ

          30代テンショク日記#15 今日は業界研究かねての読書記録 本書のポイントは、「今までの授業は生徒が受け身な一斉学習を基本にしていたけれども、テクノロジーの発展により、これからは個に合わせた学習をすることができる」というところだと思います。 サルマン・カーンがカーンアカデミーを作るまでの経緯と、このオンライン学習サイトによる学習がこれまでに与えたインパクトについて紹介しています。 TEDトークにこの本の内容がコンパクトに詰まってました。ざっくり知りたい方には、こちらの2

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          公立中学校の先生をやめた理由_美術の成績を数値化する意味、本当にありますか?

          30代テンショク日記#14 昨年、公立中学校の美術教諭の仕事を退職しました。留学するために退職したのだけれど、もっと根幹の理由はこれです。 「大好きな子供たちに、私が信じていない、それどころか無くしたいと思っている価値観やシステムを植え付けたくなかったから。」 通知表、あの形式が本当にいいと思いますか?あえて強く、私の経験を元に書かせてもらいたい。 基本的にABCの評価や、5段階の評定は学校や教師の都合で、生徒のためのものではない。 本当に生徒のためになる成績は、数

          公立中学校の先生をやめた理由_美術の成績を数値化する意味、本当にありますか?

          30代テンショク日記#13 面接準備_受け答えがズレないために

          今日もdoda転職オンライン予備校へ出席! 今日ももりもり盛りだくさんでした。 面接練習でわかったこと私の欠点はつい話したいことに夢中になって、 「受け答えにずれが起きてしまう。」 対策 しっかり相手の話を聞く。 企業の質問は ①うちの企業に役にたつか ②一緒に働きたいか ③簡単にやめないか にまとめまれるのでこの3つのどれかに乗せて答える。

          30代テンショク日記#13 面接準備_受け答えがズレないために

          30代テンショク日記#12 転職オンラインサポートは事前準備が大事

          今日はdoda転職オンライン予備校の「自己分析サポート」の個別相談に参加してきたのでレポートします。 doda転職オンライン予備校についてはこちらの記事で紹介してます↓ 1時間を有効に使うためにどの個別サービスにもいえますが、1時間という限られた時間を有効に使うためには事前準備が大切です。 今回は、事前に考えた面接前のやることリスト④までざっくりやってwordにまとめた状態で臨みました。まとめておくと、zoomでも画面共有できて話が早かったです。 面接までのやることリ

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          30代テンショク日記#11 転職活動の合間にドローイング

          転職活動にちょっと疲れた時、イラストを描いています。昨日一枚仕上げました。 日にちを分けて少しづつパートをつなげていくように描いてみた。 今は先が見えないけど、自分の中にある光(転職っぽく言えば将来のビジョン)をもって進んでいけば、いつかまた新しい景色が見えることを信じてる。

          30代テンショク日記#11 転職活動の合間にドローイング

          30代テンショク日記#10 面接ではWILLよりCAN、エピソードで伝えよう

          本命の企業に書類通過したので今週は面接の準備。 いくつか、転職活動の面接に関わるビデオや、セミナーを見たりして、面接に向けて自分がやるべきことが見えてきた。 面接前にやること①求人票と企業ホームページをもう一度よく読む ②求人票などから企業が求めるスキルと自分が「できること」の接点を見つける  ③できないこと(私ならIT分野は未経験)はこれから学びたいこととして意欲(WILL)としてアピール 転職者はCAN8割、WILL2割のイメージ ④「CAN」「WILL」企業に

          30代テンショク日記#10 面接ではWILLよりCAN、エピソードで伝えよう

          読書記録:「アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」_アートの本質は問いかけること

          30代テンショク日記#9 業界研究兼ねて読書 アート思考って?簡単に要約すると、アートの本質は「問いを見つける力」にあって、この先の見えない世界でビジネスにおいてイノベーションを起こすためには、問いを見つける力、「アート思考」が求められる。 すごく読みやすくて、現代美術についてあまり触れたことのない人向けに書かれています。 特に、固定概念の外にある『問い』、普段当たり前として見過ごしてしまうようなことに疑問をもつためには、五感による知覚の大切さに言及している点に共感。

          読書記録:「アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」_アートの本質は問いかけること

          30代テンショク日記#8 教育×アート×EdTech これからの教育の仕事ってどこにあるんだろ。

          公立中学校の美術の先生だった私がアート×教育×EdTechで「みんながいきいきと変わり続けながら行きていく社会」のために働くために転職するまでまだまだ道は続きます。 パッとしないで終わった初めての転職エージェント今朝は朝10時からリクナビネクスト経由でメッセージをいただいた某転職エージェントさんとの電話面談。 正直、ここの転職エージェントは私には合ってなかったみたい。 そもそも私に紹介できる求人を持っていないことに気づいたのが昨日の夜だったのでは?本来来社予定だったとこ

          30代テンショク日記#8 教育×アート×EdTech これからの教育の仕事ってどこにあるんだろ。