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3か月、13年経った今。~そこまで考えて生きてない~【ライナーノーツ】

2024年も年が明けて3か月が終わろうとしているが果たして日本人で今年をハッピーに生きている方がどれくらいおられるのだろうか。
というくらい01/01から地震があり、小さい頃から馴染みのある作家先生や著名人の死去も相次いでいる。
ちょうどこれを書く何時間か前、子供の頃から好きだったいのまたむつみ先生も亡くなられてしまった。
学生カバンにドラクエ小説や宇宙皇子を入れては学校で読むくらいいつも身近にあってくれたものだった。

それこそ前回の記事でも繰り返し書いていたけど僕は読書が好きで休み時間は図書室にいるような子供だったのでね。
ドラクエやバトル嫌いなお袋も本は教育に良い、勉強になると買ってくれたものだ。
全く極端な凝り固まったイメージであるとは思うが苦笑



今週の動画はそんな01/01から宣言していた、能登半島地震への寄付。
そして2011/03/01から13年が経った東日本大震災の今。
こちらをニューグッズ発表と一緒にさせてもらった動画となる。

極東アイセキ計画。活動報告#2024春&ニューグッズ発表!-2024.03.18-

実は今朝がた、また遺書代わりの機材紹介も上げさせてもらった。
こちらは今まで書いた通りあまりCMする気がない。
本当に興味がある方は少ないと思うし。
ただもしこれからこの機材を欲しいと思った人がいたならせめてもの参考記録として残しておく意味がデカい。
ドラムの機材紹介はそんな意味合いがある。
だからわざと目立たないような人が寝ている時間にこっそり上げてるしね笑



東北震災については今回3月の季節という事で動画の情報説明欄にもリンクを貼っている通り、写真に写るその人たちの意志がいつも以上に細かく書かれている。
もし時間が許す方は下記もぜひご一読いただければ幸いだ。


地域の大人と連携しながら 若い世代がいつか戻りたいと思えるような魅力ある町づくりを

あの日避難所で 子どもたちから教わった “復興のその先に必要なこと”〜東日本大震災から間もなく13年・特別号〜

津波で何もなくなった町に僕らが居続ける理由 〜「新しい教育」への挑戦〜東日本大震災から間もなく13年・特別号

13年前 被災地にやってきた若者たちが始めた 子どもが自分らしく生きるための地域づくり〜東日本大震災から13年〜



僕は石川県は2度しか行った事ないし、思い入れもあまりない。
知り合いも一人もいない。
でも今回このような事があって馳先生(90年代のプロレスは好きだったので馳先生の現在は知っていた)も精力的に動かれててツイッターをフォローして色々見ていた。


人というのは自分の心が壊れないように防御機能が働くもので、それこそ言い方は悪いが身内が死のうがどれだけショックな事があろうが風化し、忘れていけるものである。良くも悪くも。
まあ、それが振り切って壊れてしまう方も世の中にはたくさんいるが。


馳先生のツイッターの反応も日ごと少なくなっていったのを感じる。
反応ってリツイートやいいねが多けりゃいいのかって話でもないし、多かったらどうだという話でもない。
むしろ少ない方が有事ではないという事になり良かったりもするものだ。



自分が被災をしたり自分の知っている人が亡くなったのでなければやはり忘れていくものである。
人それぞれしがらみや抱えているものや自分の生活だってある。
いつまでも他人の事に構ってられないのもそれは確かな事。
自分に余裕がなければ人に優しくなど出来ないしね。


だからこそ大事なのは忘れない事と、継続していく事であると思っている。
今回石川県に今月寄付したのは、春の報告とタイミングが合ってちょうどいいというのもあったがちょうど人が忘れかけてきそうなこの時期に忘れないようにしたかったというのもあった。
奇しくもと言っていいかは分からないが今月は東北大震災の月でもあったしね。


この東北にしても13年経ってすっかり完全復興などしていないのだ。
震災は13年経っても終わっていないのだ。
僕の仙台の親戚だっていまだに瓦礫除去をしている。
きっと今回の石川県だって13年経っても終わっていないのだろう。



僕は子供の時ボランティアを自主的にやっていたが基本的にボランティアというものが嫌いである。
お金をもらう仕事なら全然いいしやるのだが、無償で人に何かを出来るほど人間は出来ていない。


だからこの極東アイセキ計画。の活動にしても福祉の心だとか愛国心はあれど国の危機に何かをしなければだとかという思いはない。
ただしたいという衝動で動いているだけだ。


東北大震災の上記のその中でどこかの代表が言われていた。
僕たちは今活動をしていて、その中で今の子供たちが大人になった時にそれを引き継いでいってくれればいい。
自分らはその時お金を出すだけ。


極東アイセキ計画。もそんな感じでやっているんだよなあと感銘を受けたコメントだった。
難しい事はそこまで考えて生きてないのだ。
僕だってそんな余裕がある生活はしてないしね。



今回の石川の地震だって危機感があったわけじゃない。
ただ東北震災の時と記憶が色々甦ったから動いただけだ。
そこに計算や打算などない。
人は忘れていける生き物だ。
だが忘れてはならない事もある。
これは僕のパラノイアでもあるのだ。


そんな活動に物を買ってくださったり、拡散をしていただけたり動画を見て下さっているだけでも僕は随分とありがたいと思っているし、僕も生かされている。
忘れたくないというその想いに相席していただいているのだから。
ただそれは僕の価値観であって皆さまに同じように思ってほしいわけではない。
これは音楽の部分でも同じ事。
音楽のために人生や命をかけて努力はするが皆様にはエンタメとして気軽に楽しんでもらえればそれが一番いい。それだけの話でしかない。
音楽もゲームやアニメと一緒、見聞きしたい時に気が向いた時に触れてもらえればいいのだ。


時々再生数や登録数なんかに踊らされそうな時もあるけど。
お金がたくさん入る仕事に気が向く時もあるけど。(変なバイトではないよ笑)
そこまで考えて生きるな自分と思う。


東北震災で生まれた子供が20歳になる2031年まで。
極東アイセキ計画。あと7年。この3月改めて色々な事を忘れないように、これからもまず衝動で動けるようにやっていきたいと思っている。
しなければならないではない。


したいからするのだ。ただそれだけだ。


某有名プロレスラーの「時は来た」じゃないけどさ笑笑




今回もお読みくださりありがとうございました。



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