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農業高校ってどんなとこなの!?

「収穫の秋!!」

秋は収穫祭が開かれテンションが上がる季節でもあります。

そんな、収穫の季節に一番テンションが上がっているやつらがいるのです

それは、農業高校の連中です。農業高校は文化祭という名目の

収穫祭がありまして、体育祭より気合が入る行事でもあります。

そんな、こんなで今日は農業高校について書き殴ってみましょう。

ちなみに、小生は農業高校出身なのでそれなりにリアルな日常を

みなさんにお伝えできるかと思います。(私の母、父、姉・・・というか家族全員農業高校だwww)

最近、巷で「銀の匙」

http://www.shogakukan.co.jp/pr/ginsaji/

というマンガが人気ですね。この前電車に乗っている時に小学生が楽しそうに

読んでいました。まぁおもしろいんですけど・・・。

銀の匙は北海道を舞台にした農業高校で繰り広げられる日常を描いた

作品なんですね。

それによって、農業高校の倍率が上がったなんかしているみたいですね。

農業高校というのは、読んで字のごとく農業を学ぶ学校なんですね。

日常の授業は基本的に農業を学びます。

もちろん、専攻(花卉、畜産、造園、農業土木、測量、蔬菜、草花etc)

によって学ぶことは違いますが、基本的には農業を勉強します。

英語、数学、歴史などの普通科目は週に2単元くらいしかありません。

他は、ずっと外にいます。農業しています。

テストは種のまきかた、花の管理方法とかです。

例えば、小生は草花専攻だったのですが種のまきかた、管理の方法

時にはできた花をもって地域に売りに行きます。一輪車を

ひいて町を大声だしながら売るわけですね。

管理の方法の資料も自分たちでつくって売るわけです

(地域の人たちからはジュースを買ってもらったりしますねwww)

農業高校の教育方針は時代によって変化しています。現在は農家を育てるというよりは

農業に触れるような方針で行っております。そのため、農業高校を卒業できたからといって

いっぱしの農家になれるような技術をつけることは難しいでしょう。

しかし、一般の方よりは農業について学べます。

(ホームセンターにいって資材の良しあしがわかるようになったり、

スーパーにいって良い野菜を選べるようになったり、

野菜の形とかみて、この栄養が足りないとか考えられるようになったり・・・)

また、方針の一つとして技術を身につけることがあります。

大学の農学部というものは、イメージでいうと知識をつけることです。

しかし、専門高校は知識より技術を体で覚えろの精神なので

理由はわからずおいしい野菜や花をつくれるようになることは事実です。

そんな農業高校ですが、やはりデメリットも存在します。

それは、普通科目の学力あがらないということです(週に2単元なのでしょうがないですが・・・)

そのため、進学を希望している生徒は大学に入ったら苦労することもしばしば・・・。

最近は、普通科目を補修で行う学校が増えてきている様子です。

毒学日記の読者にはお子さまをお持ちの方もいらっしゃると思います。

農業高校で一番のメリットは異常に人間関係がよくなることです。

やはり、農業の性質上みんなで汗かいて体を動かして作業をする機会が多くなります。

一日、外で作業をする日なんてざらにあります。

互いに汗を流して、作業をすることにより男女で同志のような感覚が芽生えます。

そのため、お昼ご飯を女子と一緒に食べたりすることが当たり前のようにありますね。

とまぁざっくり農業高校の概要を話しましたが、農業高校はそんな

ほんわかな雰囲気が漂う学校です。

もし、お子さまが進路に迷ったら農業高校進めてみることもひとつかもしれませんね。

冒頭にもありましたが、銀の匙で農業高校にスポットライトが浴びていますね。

農業高校についての疑問や質問など素朴な意見がありましたら

遠慮なく私に聞いてください。

農業高校の空気はまさしく銀の匙に描かれているような雰囲気ですwww


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