「 読書記録Ⅰ「テストの段取り講座/坂口恭平」 」


・将来の夢はぼんやりとでいいのです。むしろ大事なことは、誰に習いたいかということ。具体的な一人の人間。ぼんやりと将来の夢があるのなら、その夢の智かいところにいる、具体的にすでに活動している、あなたの先生を見つけてみる。

・スケジュール・段取りを組むことは自分を守り、自分を律し、自立することに繋がっていく。

・どこにも突っかかりがなく、得意なことで好きなことを、人に与えて、人も喜んでいる状態。これが僕にとって流れている最高の瞬間。生きていることを実感できる。
無料だからって手を抜かない。余すことなく提供する。
なぜなら伝えたいから。僕が集まて来てくれた皆さんに逆にお金を払いたいくらい出す。この逆転現象が起こると、大抵のことは上手くいく。
自分がやりたくてたまらなくて得意なことを、沢山の人が求めて、集まってきてくれる。この流れの中に入り込むことがあったら、持っている力をどんどん人に与えてください、もっと嬉しくなります。楽しくなり、お金にもなっていく。
大事なのは他に求められることをしないこと。

人からこうしたら求められるかもしれない、とひとの求めに応じていると、そのうちやりたくないことが出てきます。やりたくないと思ったら、その時点で、躊躇することなく、即刻行動をやめてみてください。
こうすれば、流れなまた別のところで発生します。

「お金になるから」と飽きているのに「人が求めているかてら」と続けていると、流れなくなります。そうすると気持ちまで落ち込んで、お金にもならなくて、ガクンとなってしまいますので気を付けて。

・大人とは自分で自分を支えてあげられる人のこと。
子どもは周囲の人に支えられて生きていくが、やがてどんなことにぶちあったっても自分で支えてあげられるようにならないといけない。いけないというか、自分を自分で支えてあげられることができたら、とっても楽になります。自分で自分においしいごはんを作ってあげる。自分で自分に充実した仕事を見つけてあげる。自分で自分にはっぱをかけて毎日の仕事や家事を継続していく。落ち込んだ時も自分で自分に声をかけてあげて、完全に落ち込み挫折するのを止める。とにかく自分で自分のことを救うんです。誰にも頼らず、まずは自分でやるんです。まず自分でやる。そうすると自分がとにかく楽になります。楽しくなります。つまり自分で自分を幸福にする。これが大人です。そのために「段取り」が必要になる。

・段取りとは常に自分で自分の行動の予定を前もって決めること。先に全体量を把握する事。

・人生は受け身の観客ではなく、プレイヤーであるべき。

・自分がやることすべてに自分で値段をつけてみようということです。
自分というお金を磨き、自分で値段を決める。そうすることで嫌なことをやってなんとか金を稼ぐという今の日本の社会のお金の捉え方かれ抜け出て、自分なりの生活を手に入れるのだ。
・稼ぐために働くのではない・誰かに認められようと全くしなくていい。それを目指して頑張ってしまうけれど、それは続かない。だって、人って別に皆さんのこと集中してみているわけでもないし忙しい。誰かに認められようとどうにかして他人を立ち止まらせて好きって言ってもらうというのは大変なこと。

勝手に一人で淡々と。

「段取りを組む切っ掛けを自分で作り出す。」


自分が一つの会社だったとしたら、どんな依頼を受けるだろうか。


段取りを知らずに生きていると、自然に時間が経過し、年を取ってしまう。おばあさんになってしまう。それでは退屈してしまう。自由を拘束される代わりに退屈ではなくなるから仕事があるときは良いけれど。でもそれは楽しい作業ではない。

「楽しむ」って難しい。「もの」があったとしても、使う方法や技術がないと楽しむことができない。お金があって「もの」が買えたとしてもあまり意味はない。


楽しみを見つけることに関して真剣に生きる。楽しいことになると、愉快な循環が始まる。


毎日日課を行うことで、毎日少しずつ恐怖が喜びに代わっていく。


自分が好きで、人助けをしている限り、あなたはどんどん、鉄壁になっていきます。豊になっていきます。楽しい所にはキモチの良い風が吹き込んできます。いい空気たっぷりです。


・段取りはあり得ない力を獲得する方法ではなく、持っている力の総動員を可能にする。

段取りは自分に力があることを感じることができる。みんな自分のことをどこか劣っているとばかり考えている。それを段取りによって整えることができる。

楽しむことつは夢を抱くことではなく、毎日の24時間の円グラフを描いてみる事。


・みんなと異なる方向を向くには勇気が必要だが、慣れていくと人と違うことをやっていた方が、敷居が余っているというか、

なんか一か所に沢山人が集まるより、静かに人のいない海とかにいるとほっとしませんか?そういうこともあるということ。


傍からみておかしな仕事や日常を過ごしているとしても、自分でつくりあげた日課に従って生きていたら、楽しむことができる。他者評価は気にならない。

子供の頃は、お金にならなくても、やりたいことをやっていれば、楽しいはず。その感覚が仕事を始めてしまうとなぜか忘れてしまう。

僕は社会の掟、お金の掟、仕事の掟、の前に、自分で楽しい円グラフを用意した。だから興味のあることだけが1日で何度も訪れる、幸福が得られ、余裕ができる。そうすると少し嫌なことがあっても頑張ることができる。自分で自分をどんどんご機嫌にできる。


・税金を払うために仕事をしている。でも、本来、仕事とは、自分が持っている力を余すことなく発揮すること。それが古来の人類がやってきたこと。その力を結集するために段取りが必要。仕事は死ぬまで続くものです。それがお金稼ぎの為だけになってしまったら、死にたくなってしまって当然。

必要なのは毎日、一定数自分がやりたいことをやる時間作り

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