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【起業複業】startup-base @kamiyama #day2

前回からの続き


2日間のスタートアップ体験の、2日目。つまり最終日。
東京までの戻りの飛行機の時間もあるので
14:00最終ピッチ、17:00完パケ必須です。

昨日の18:00の時点で
まだ、何もアクションできてない状態。
間に合うのでしょうか…


1)夜中のインタビュー

顧客が、BになるかCかまだ決まってないけど
聞ける人にインタビューしてみよう。
さっそくアクション、ということで
夜に連絡取れた塾経営者に電話インタビューを実施。

  1. 受験生のメンタルヘルスと成績の関係

  2. 塾は学生に対し提供してるメンタルケア

  3. ケアが必要と感じるタイミングは?

  4. 小学生、中学生、高校生で違いは?

  5. サービス提供のニーズはあると思う?

  6. 料金プラン、サービスの建付けは?


時間は遅い時間でしたが、
20分くらいお話聞かせていただき、
課題の解像度がぐわっと上がった。感謝。


インタビュー後は、
夜中まで参加者たちとわいわい飲んだりお喋りしたり楽しい時間でした。
様々な働き方、バックグラウンドを持つ方々で
お話一つ一つがほんとーーーーーに興味深かった。
複業したいんだよね、という私の話にも
具体的なアドバイスを頂けて、そっちの解像度もばくあがり!


2)モーニングピッチ


翌日は、モーニングピッチからスタート。

  • 参加者で内側の輪、外側の輪をつくる

  • お互い向かい合わせになり、ペアになる

  • 自分の事業を(成功してるテイで)ペアにピッチ

  • ひとり持ち時間は39秒

  • お互いのピッチがおわったら隣のペアに移る

  • 一周終わるまで繰り返す(計10回くらい)

ピッチをどんどん繰り返すことで
内容が研ぎ澄まされてく感覚。
余計なことが削られて
提供したいサービスの本質的なことが残った気がした。


3)途中経過報告ピッチ


モーニングピッチは成功してるテイで話したが
こちらは、超現実的な進捗報告的なピッチ

1グループ4分で、イマココのお話。

  • サービス概要

  • 今日のアクションプラン


アクションプランいうても、この時点ですでに9:30過ぎ。
最終ピッチは14:00。ひー、まぢ!?

とぼやきつつ、ひたすらにアクションの洗い出し。

顧客ヒアリング、もっと増やしたいし
学生向けにプロトあててみたいし
保護者向けにニーズアンケートも取りたい
ランディングページ作る?
サービス申し込みサイトも作りたいね
最終ピッチ資料もつくらなきゃ…

やることいっぱい!時間は、、、あと4時間!
ひー!!


4)ユーザアンケート

ユーザアンケートを作り投げる。
対象は子どもを塾に通わせてる保護者。
Google Formsでサクッと作成。
ここらへん、得意なTHさん、TMさんのスキル炸裂!
必要な相談はNotionで共有しつつ、どんどん決まっていくアンケート項目。

需要の把握、いまどういう対策してる?
サービスあったらいくらまで払う?

メンバーのSNSで拡散。
昨日のアンケートと合わせて
二日間でN=60くらい回答をいただくことができた。


5)サービスプロト


メンバーの1人Nさんの息子さんの予定がとれて
お昼前に、サービスプロトを実施できることになりました。
起案者Eさんがサービサーとなり、30分のメンタリング

親子の関係だと、中々聞きたくても聞けない
今抱えてる不安や、将来のことを丁寧にヒアリング

『こういうサービスを求めてた!』
『5,000円でも払いたい!』という声が上がりました。

サービスの有効性を実感した瞬間でした

わがムスコ氏(中1)にもお願いしたかったのですが
残念ながらタイミングが合わず、プロトできませんでした。
冬休みの間に、お願いしたいなあ。もちろん有料で!


6)サービス提供者は誰?toB vs toC

サービスプロトの手ごたえ、アンケートの情報を見つつ
このサービスは、まずはtoCがよさそうだね、という話になりつつあった12:30。

子どものキャリアや、勉強の進み具合に不安を覚える保護者をターゲットに
サービス展開していく、という方向で、本筋を固める。
価格も、世の中のメンタリングや対人支援の価格をベースにいったん仮置き。
アンケートを発出し、価格妥当性をヒアリングも実施。

ケータリングの美味しいお昼を食べつつ、
どうにか間に合いそうだね~みたいな、穏やかなお昼。

お昼たべつつ、
参加者の中の受験生の保護者にインタビューしたりして
価格受容性やアプローチ方法などを詰めていく。

ところが、
『サービスの展開性を考えると、やっぱり当初の想定通りtoBにしたい!』
という議論が発生。

最終ピッチまであと60分あまり。
toBのメリデメ、ビジネスプランを練り練りしつつ、
tob?toC?の議論を進める。
お互いの主張もわかるし、どちらかを論破するようなことはしたくない。

ピッチ資料は両方いけるように準備しつつ、
最後のピッチぎりぎりまで話し合いを繰り返した。
チームでやっている以上は、議論がぶつかることもあるけど
最後は両社納得して、着地させたい。

最後は、

7)ビジネスプラン・価格の最終決定

最後まで決まらなかったビジネスモデル、そして価格。
最後の最後で、
Step1:toC(受験生を持つ保護者、及びその子供)
Step2:toB(塾経営者)
というマイルストンを提案し、その形でみんな納得し着地。

toCと決まった時点で、サービス申込サイト(Google Froms)を公開。
価格は少し当初より下げ、2,000円/30分のメンタリングとしてリリース

知り合いやSNSで展開し、反応を待つ…
最終ピッチまでに申し込みがあれば万歳!!!


8)そして迎えた最終ピッチ

最終ピッチは4分間。
課題分析と、解決方法、ビジネスプラン、今後の展開をプレゼン。

なんと最終ピッチまでに申し込み1件があり、その点もピッチに盛り込めた。

2日間弱の本当に短い時間だったけど

  • ユーザヒアリング、

  • アンケート(N=60+)

  • プロト提供

  • サービスリリース

  • 実際のサービス申込

最低限の全部のプロセスを、完遂することができた。
唯一の心残りはランディングページが作れなかったこと、かな。

9)最終表彰(感涙)

最後の投票で、まさかの最優秀&オーディエンス賞のW受賞!T-T

プロト提供できたこと、最後までPIVOTを繰り返したことを
評価いただきました。
あと、企画者EMさんの、何とか課題解決したいという想いや
それを何とかカタチにしたいというメンバーの熱意が
後押ししたのだとおもう。

昨年度の社内の新規事業プログラムで
予選を突破できなかった私としては
今回のこの成果は、やってきたことが報われたと思える
サイコーに嬉しい瞬間でもあった❤



わいわいみんなの健闘を称え合ったり
今後も繋がりましょーって連絡先交換したりして
17:00頃にはみんなバイバイ👋

なんか祭りがおわっちゃったー、って実感しつつ
帰路につく皆さんを見送り、わたしは神山にもう一泊

会場のお隣の宿泊先にチェッインして
この2日間の素晴らしく濃密な時間を振り返る
With kamiyama beer 🍺
Cheers for us☺✨

複業でお金もらうタイミング難しいな…と
ちょっと自信がなくてヒヨッてた自分でしたが
眼の前で鮮やかに有料サービスとして展開するメンバーをみて
勝手に自分でハードル作ってたんだな、と気づきました。

やればいいじゃん、って。

最初は無料で…とか自分の価値を下げることなく
私の提供するサービスは価値があるものなのだ、と、
なのでそれに見合う対価をいただくのだ、という気持ちで
提供してみます。これが2024年の私のやること。


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