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サトレジ川の水止めたろか

こんばんなまらステ💙Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

関西各府県はよく互いをディスり合い、滋賀県民の決め台詞として「琵琶湖の水止めたろか」はよく知られている。

まだ観てないけど映画『翔んで埼玉』の続篇はそれがもろ出てくるんでしょ❓

インドで似たような映画つくれるのかというと、できるものとできないものがある、というのが答え。

ヒンディー語圏のなかでは、日本の都道府県と似たようなディスり合いはあって、⚫️⚫️州の訛りは幼いとか、ある。

だから、そのなかであればきっと面白がってくれるはず。

だけど、他言語圏は外国と同じ。

他所の文化を皮肉るなんてやったら、大炎上してしまう。

意外とみんな知らないけど、インドは連邦国家なんだ。

例えば国政与党のBJP(インド人民党)が全然議席を持ってない州がある。

大阪府や沖縄県など自民党が野党の都道府県はあっても、力を持ってないところはないでしょ。

それくらいインドは多様性がある。

とはいうものの、現在ヒンディー語の映画はムンバイで制作されている。

ムンバイの旧称、ボンベイからボリウッドという呼び名が生まれた。

かつてムンバイが文化と経済の中心だった時代の遺物だけれど、ムンバイはマラーティー語圏であり、ヒンディー語の地域をディスるのはセンシティヴな問題になってしまう。

しかし、現在デリー近郊に映画村を造っていて、近い将来はヒンディー語映画の多くはこちらで造られるようになる。

そーなれば、翔んでハリヤーナー的なものはできるかもしれないし、それを笑ってくれるとも思う。

んで掲題のサトレジ川というのはインダス川の支流で、この川の水利を巡ってパンジャーブ州とハリヤーナー州で係争がある。

パンジャーブはパンジャーブ語圏かつシク教徒が多く、シク教徒による国家カーリースターンを樹立しようという運動もあり、非常に緊迫している。

だからサトレジ川の水止めたろか、なんてマジでありえない。誰も笑えない。

冗談というのは同じ世界観を持つからこそ通じる。

関西のローカル番組観ていて芸人が何言ってんのかよくわかんないことがある。

関西の人にしてみたらそれこそ最高に面白いものらしい。

これこそまさに見えてるものが違うということ。

ということで、ラーメンYouTuberの冗談をラーメン店主が腐して、ラーメン店主が炎上した件。

わかってる人達には冗談であっても、わからない人には不快になるものだってある。

それに対して冗談を真に受けるなんて馬鹿だとか、インターネットやめた方がいい、とか酷いコメントが並んでいるけど、

見えている世界が違うってことがなんでわかんないのかな。

YouTuber自体は周りほど愚かではなく、冗談を冗談とは受け取らない人がいるし、表現にはより一層気をつけなければいけないことを悟った様子で、

ムカついただろうし、納得いってない感じも伝わってはくるものの、学んだことは大きかっただろうと。

とりあえず相手側のラーメン店主にしてみたら、的外れな戯言は一切相手にする必要ないし、そのあたり鉄の心臓だけど、

ただ、結果的に自身の認識のズレで相手に迷惑かけたんだから、そこは素直に謝ればいいのに、なんかYouTuberを諭すようなこと言ってるからそこは率直に残念な人だなと思う。

なんか衝突したときに、自分に非がなかったのかを問う習慣がないんだろうね。

だから、この店主は自分の尊敬する他のラーメン店主とも衝突して、先日は動画で一方的な主張を垂れ流して血祭りに上げた。

しかもその係争って既に一件落着してる話なんだよ。

なんでそれを蒸し返すのか理解できないよ、ホント。

人間失敗よりも、その後の対処で本質がわかるよね。

兎に角、世の中には同質性を持った人達ばかりじゃない、通じない冗談の方が多いってことは常に頭に入れておきたい。

それじゃあバイバイなまらステ💙厚沢部煮切でしたっ✨

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