見出し画像

住まされれば鄙

こんばんなまらステ💚Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

X(旧twitter)で元メガバンクの行員が豊橋を未開の地と呼んだことで批判が集中している。

そのほとんどが豊橋はそれなりの都市だというもので、そもそもメガバンクが置かれてる時点でそうなんだけども。

この元行員の東京中心主義による傲慢さは感じるにしても、問題はそこじゃないんだよな。

新人研修の最終日まで配属が発表されず、いきなり新幹線の切符を渡され、両親や恋人にそれを告げられないまま豊橋へ赴くことになる。

豊橋で異性との出逢いを模索していたり、週末に合コンのためだけに帰京している記述からして、それまで付き合っていた恋人との遠距離恋愛は実らなかったのだろう。

なんら心の準備ができぬまま、突然周りの人達との繋がりを分断されてしまったことが問題であり、

はっきり言ってこの人の配属先が大阪や名古屋のど真ん中であったとしても、この人は大阪や名古屋にひとつも好感を抱かなかったと思う。

逆に言えば、前もって豊橋赴任が知らされていれば、両親、恋人、友人などへきちんと挨拶もできただろう。

恋人とは今後どう付き合っていくかを話し合うことができ、逢えない時間が愛を育てるということになったのかもしれない。

すると考え方もポジティヴになっていき、豊橋の周りにはどんなところがあるのかとか、どんな美味しいものがあるのかを調べたり、豊橋の友達をつくろうともするかもしれない。

住めば都って結局そーゆーことなんだよね。それって住まされれば鄙ということでもあるかもしれない。

このメガバンクは折角赴任させるなら、少しでもその土地のことを好きになってもらおう、という配慮をどうしてしないのかなと思う。

こんな銀行滅びて然るべきだと思うけど、実際には超がつくブランド。

中小企業と違って入行希望者は今でもたくさんいて競争になるのだから、代わりはいくらでもいるってことなのかもしれない。

こーゆーミスマッチは海外赴任でも感じることで、駐在員のpostなんか見てるとインドもそうだし、他でもネガティヴなものが溢れかえっている。

それでもそーゆーのを読んでしまうのは、旅行者や旅行業界からはわからないリアルを知ることができるから。

インドで言えば、特に日本食。それに中華や洋食でも観光客向けの店のクオリティは高くないことが多い。

必ずしもインドを楽しんでいない駐在員が、心の拠り所としているようなレストランだったり、観光というか行楽スポットだったりは、旅行者に提案するうえでも重要。

それこそアーグラーやジャイプルからデリーに戻ってきた旅行者は疲れているので、日本食や中華を案内することがある。そんなときにハズしてしまうとそれだけでインドが嫌いになってしまう。

インドを嫌いな人が発信する情報も役に立つことはある。

純粋にインドが好きで好きで仕方ないような人ほど失敗することもあるんだよ。

したがってこの元メガバンク行員が発信する豊橋のうまい店とかあったらかなり信用できるんだけど、基本的に就活情報を流す専門のようで。

それじゃあバイバイなまらステ💚厚沢部煮切でしたっ✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?