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日本ではなぜゴーストバスが許されなかったのか

こんばんナマステ💚Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

欧州最大のバスネットワーク、フリックスバスについて書かれている記事を読んで、

自社でバスを持たず、観光バスのバス会社に運行を委託する方式で成長してきたってあるけど、

要するにこれ高速ツアーバスそのものじゃないかと。

日本では旅行業法という隠れ蓑を使って、高速バスまがいなやり方をしたわけだけど、

欧州ではもっと単純にこういうやり方が可能なのねと。

日本では2012年4月の関越道ツアーバス事故を機に、高速ツアーバスを廃止して高速乗合バスに一本化させることになり、2013年8月に実現したため、

実際にバスを持たずにオペレーションだけ行うゴーストバスと呼ぶべきものができなくなっている。

ではどうして欧州では生き残れるのか。フリックスバスも結構死亡事故起こしてるのに。

答えは、日本の場合JRバスや西鉄バスをはじめとした既存の高速乗合バスが高速ツアーバスを廃止せよと国に迫ったからと考えている。

実は関越道事故の前から一本化は決まっていて、事故を機にそれを大幅に前倒しにして今のかたちになった。

安全性は口実に過ぎなかった。

欧州にはゴーストバスをやめさせるような動きはなかったのだろう。

日本ではもうバスを持たない事業者が高速バスを運行することはできない。

その結果として、フリックスバスのような強大なネットワークを持つ事業者は今後も出てこれないだろう。

仕方のないことかもしれないけど、窮屈さはあるよね。

それじゃあバイバイナマステ💚暑寒煮切でしたっ✨

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