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新幹線をリレーするということ

こんばんナマステ💚Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

Twitterで新幹線リレー号がトレンドになってたので何事かと思ったら、昨日リヴァイバル運転が行われたらしい。

新幹線リレー号というのは1982年に東北新幹線が大宮ー盛岡間で暫定開業した際に、新幹線に接続させるために上野から大宮まで走った列車で、1985年に上野ー大宮間が開業して役目を譲った。

他にもいくつかこの名が付いた事例はあるんだけど、基本的にこの列車のことを指す。

そしてその概念は2004年に九州新幹線が新八代ー鹿児島中央間で暫定開業した際に、博多ー新八代間を走る新幹線接続特急にリレーつばめの名が付いたことで継承されることになる。(2011年の全線開業で終了)

さらに先月には西九州新幹線が武雄温泉ー長崎間で暫定開業、博多ー武雄温泉間でリレーかもめが走り始めた。

これらに共通していえるのは新幹線が本来の計画よりも離れた位置で暫定開業した際、本来の起点から暫定開業の起点までを在来線に代替させるということ。

例えば、現在新函館北斗まで暫定開業している北海道新幹線が、そこから札幌までの特急をリレーはやぶさにはしないし、北陸新幹線にしても金沢から先をリレーかがやきとはしない。

また、折角新幹線と羽越線特急が対面で乗り換えられるようになったのに、羽越線特急はリレーときにはならない。羽越新幹線なんてものは構想としてはあっても計画には昇格していないから。

まして、新幹線の構想すらないところにはリレーなんて絶対にされない。

ということで、今後新幹線リレー列車というのは生まれる可能性があるんだろうか。

あるとすれば2つ。

まず北陸新幹線が敦賀まで延びた時点で、現在のサンダーバードの代わりに別の新幹線リレー特急が大阪方面に走る可能性がある。

といっても、現時点でそうなっていないことと、新幹線は小浜を経由する予定であることからそういう名前はつかないんじゃないかな。

もうひとつは上越新幹線の新宿ー大宮間。実は上越新幹線って暫定開業なんだよ。

このアイディアがなかなか秀逸。

だけれども、JR東日本と政府は既にこの区間の開業を諦めている可能性が高い。

で、あるならば上越新幹線のスペースを西武新宿線に明け渡して新宿南口乗り入れ、

さらに上越新幹線計画のせいで不当に深くさせられている都営新宿線や都営大江戸線の階層を引き上げてほしいもの。

前出の新幹線リレー号アイディアに加えて、羽田空港アクセス線の西山手ルートができれば、羽田空港から大宮まで渋谷、新宿、池袋を経由するかたちで結べば便利じゃないか。

これは暫定開業を理由にした新幹線リレー列車の定義には反するから、新幹線と空港のコネクト列車として新しい名前が付けられるだろうけどね。

そういう意味では関西でも、関空特急はるかと敦賀行きの特急は一体化して、北陸から関空に行きやすいようにすればJR西日本にとっても増収になる。

ということで、純然たる新幹線リレー列車はリレーかもめが最後になるのだろう。

そして佐賀県との議論が膠着し続けているため、史上最長期間のリレーになるのだろう。佐賀県が主張する200km/hフリーゲージトレインを国交省が認めない限りは。

それじゃあバイバイナマステ💚暑寒煮切でしたっ✨

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