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机上の空論じゃなく負の課税でしょ

こんばんなまらステ❤️Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

うーん、なんだこりゃ。

まず市政に県政が口を出してくることに違和感がある。

けれども島根県の特殊性というものは確かにある。

島根県は東西に非常に広く、県都松江はめちゃ東に寄っている。

西部の山間部から松江にはとても日帰りできないんだよね。

そして隠岐島もある。

西部の山間部は昔は完全な秘境だったけれど、今は広島まで高速道路で割と簡単に出られる。買い物はそちらであり、広島の生活圏といえる。

隠岐島は交通的には鳥取側だし。

でも医療圏というのが県単位で設定されていて、必要な医師や病床などの数が決められているからね。

したがって、泊まりがけで松江に通院してくる人が少なくない。ある種のメディカルツーリズムが成立している。

こーゆー人達から宿泊税を徴収するのは課税の本義から外れてるんじゃないかと知事は仰ってるわけ。

それは確かにそーだけど、やっぱり筋違いだと思う。

このような峻別をしてしまった場合、限られた客室を観光客優先にしてしまい、宿が必要な通院客が排除される可能性はないだろうか。

逆に通院客のせいで税収が見込めず、観光インフラへの再投資ができないということも考えられる。

松江市はどのような用途だろうと客室を使った人からは宿泊税を取るべき。

その上で通院のために松江に泊まりがけで来た人には県から逆宿泊税としてお金を返してあげればいい。

そーしたら市も県も目的に沿った施策を行えるじゃん。

もひとつ懸念されるのはオペレーションを複雑化すればするほど現場に皺寄せがいく。

今宿泊業界は生産性の向上に腐心している。

なぜならパンデミックで宿泊業界にいれなくなった人が他業界に行ったことで、宿泊業界の激務薄給ぶりがバレてしまい、人が戻ってきてない。

そのためDXなどを推し進めているところなのだけど、ここへきて変なオペレーションを増やすのは、宿泊業界をますます混乱させる。

取る税金は機械的に取って、市に流すというようにしないと。

こーゆー事情なら将来的には通院用の県民宿舎を松江に建てることも検討したらいいと思うけれど。

それじゃあバイバイなまらステ❤️厚沢部煮切でしたっ✨

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