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教育以上の安全対策はないということ

こんばんナマステ❤️Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

ここでも取り上げた昨年10月の静岡県における観光バスの横転事故について、

やっぱりフェード現象であると結論付けられたみたい。

だとしたらだよ。

これはドライバーの力量の問題ってことになる。

フットブレーキが効かなくなれば、フェード現象を疑い、エンジンブレーキでバスを止める必要がある。

それをこのドライバーは知らなかったのか思いつかなかったのかはわからないけれど、いずれにせよできなかった。

もちろん、それ以前にフェード現象が起きないように運転することもできなかった。

これは一体誰の責任なのか。

直接的にはドライバーの力量把握や教育を怠ったバス会社の責任になるけれど、根本的にはドライバー教育の水準管理を怠ってきた行政にある。

行政は度重なるバスの事故を受けて、例えば運転の時間や距離などの規制をしたり、安全のために必要な装置の義務化といったことをしてきた。

それらはもちろん全部必要なことだし、実際それによってリスクはかなり下がった。

しかしそれだけで本当に良かったのかって。

ドライバーの個々の力量の管理は行政としてはほとんど考慮してこなかった。

ドライバーは労働時間や休息時間、体調チェックなどさえ管理したら、みんな安全に運転してくれる、という風に思い込んでいる。

例えば安全基準で3つ星をつけているバス会社だって、そこにどんなドライバーが乗務してるのかなんてわからんじゃないか。

それじゃあダメなんだよ。

大手のバス会社は独自でドライバー教育を徹底していることが多い。

富士あざみラインのようなリスクの高い道では経験豊富なドライバーに乗務させるか、徹底的な引き継ぎ・レクチャーがなされる。

しかし、それは会社によって基準がバラバラだし、中小零細や新興の会社にはノウハウの蓄積ご乏しい。

だからこそ統一的な基準が必要になる。

行政からも、業界団体からも動いてほしいところ。

マズローの欲求段階説じゃないけどさ、安全なくして楽しい旅行ができない、ってことを常に意識してほしい。

それじゃあバイバイナマステ❤️暑寒煮切でしたっ✨

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