きょんすけ

50歳の人生折り返しで離婚しました。 2人の息子は巣立ち、2024春、一人暮らしスター…

きょんすけ

50歳の人生折り返しで離婚しました。 2人の息子は巣立ち、2024春、一人暮らしスタート。 自由気ままに思いを綴ります。

最近の記事

吉野の桜を愛でた休日

2024年の春、桜の開花は平年より遅め。 数日前には奈良の予報は雨だった為、今年は諦めていたけれど、直前に晴れ予報に変わり、4月8日、吉野行きを決行しました🌸 去年初めて訪れた吉野。去年同様のコースで挑みます。これが一番だと感じてます。 飛鳥駅より吉野駅まで近鉄の急行で向かいます。この時期の特急は予約いっぱい。特急狙いなら事前の予約が必要。 吉野駅に到着。すごい人ごみ。 通常のトイレに加え、簡易トイレも数台ありましたがそれでも行列。 お店が並んでいるので、ここで柿の葉寿司

    • 開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後6日後/退院)

      退院前診察がある日。朝から採血があった。看護士からは、今日午前中に診察ある日のでまた呼びに来ますねぇと言われた。 月曜日に入院し、この日がまた月曜日。もともとの予定では次の日火曜日が退院。なんとしてでも今日退院したい。もうあのベットで夜を過ごすのは勘弁してほしい。 いよいよ診察に誘導された。診察室で私が乗った内診台が上がると、主治医はすぐに血液検査は全く問題無かったと教えてくれた。そしてすぐに手術以来ずっと貼りっぱなしだった患部のテープが取り除かれた。 鉤(はり)抜きま

      • 開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後5日後)

        1月2日日曜日。 院内のコンビニは短縮営業で再開。 病院はまだまだ休診なので静かでヒンヤリしている。 ただ、急性期総合病院なので、毎日何回かは必ず救急車のサイレンが聞こえてきた。 流石に日曜日だからか、初めて主治医が部屋に来なかった。緊急入院もなく、4人部屋には私ひとり。 コンビニまで歩いたり、一階フロアをグルグルしたり、計3回院内散歩をした。それでも4000歩には届かなかった。明らかに接種カロリーがオーバーしている。腸を動かす事や回復の事を優先してしっかり食べていたが

        • 開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後4日後)

          2022年を病室で迎えた。 夜中に何件かLINEが入っていたが、24時を過ぎるまでに就寝したので気づいていなかった。 異様に寒い病室はどうやら配置の影響らしく、看護士さんがここだけ寒いと言っていた。あちこちにカイロを仕込んでなんとか乗り切っていたところ、この日の看護士さんが小声で、おばあさんは大丈夫でした?とか聞いてきた。 え?どゆこと?と思いつつ ありのままを伝えた。どうやら、何度か入院している常連のようだ。 独り言、いびき、寝言は想定内のようだったが、雄叫びにつ

        吉野の桜を愛でた休日

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後3日後)

          とにかく、賑やかな?おばあさんのおかげでほぼ睡眠が取れなかった昨夜。 手術当日、翌日、そして昨夜と3日間まともに夜間の睡眠が取れていないのでさすがに頭痛が起きていた。 それでも私の胃袋は元気なもので、ちゃっかりお腹が空いてくる。 パンが出てきてテンションが上がる私。 そういや、入院説明のときに、朝の普通食はお米とパンを選べますといわれ、パンをリクエストしていたのだ。 12月29日~1月3日まで基本的に休診のこの病院のロビーは静まりかえっていた。リハビリのために午前と午後

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後3日後)

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後2日後:番外編)

          病棟は当然ながら、次々と看護士さんが入れ替わる。 どの看護士さんも本当によくしてくれた。それが仕事といえばそれまでだが、それでも看護というプロの職務はもちろん、患者の不安やわがままに応え、あらゆるネガティブな事案から少しでも解放されるように手助けしてくれる。尊敬に値する職業だと改めて思う。 この方たちがコロナが最も酷い状況だった時に、どれだけ苦労されていたかと思うと、報道されている耳からの情報だけでは何も理解できていなかっただろうと、はがゆくもある。 この日担当だった看

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後2日後:番外編)

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後2日後)

          丸二日間、絶食&寝たきりで、体に管が3つ残った状態。 本来なら、昨日、点滴と尿の管は外せるはずだったが歩行できないため延期となり、もうどうにでもなれと思っていたが、朝を迎えるとムカムカも、もわ~んとした何とも言えない感覚もすっかり無くなり お!?なんだか私、回復してきてる?と実感してきた(嬉) しかもお腹空いてる!と入院日以来、初めて食欲が出てきた事でますます気分が上がってきた。 「朝ごはん食べれて、歩行できたら今日こそおしっこの管取れますからね~」 こんな看護士さ

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(術後2日後)

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術翌日)

          この日の目標は、トイレまでの歩行。ほんの3メートルほど。この歩行ができると尿の管が取れてベット上での身動きが少し楽になる。 体温が高く体が熱くて熱くて、部屋をクーラーに切り替えてもらった。 朝ごはんは流動食から。 これが容易いようで、ダメだった。 アップル🍎を半分飲んでギブアップ。 このあと主治医が来てくれた。私のお腹から取り出した子宮は400gでしたとの報告。ピンとこないだろうが、普通は40〜50gなので8〜10倍もあったというのだ。 ネットで調べていて3倍くらい

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術翌日)

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術当日)

          MRIの結果虚しく、主治医からは開腹手術と告げられた。腹腔鏡で行うには子宮が大きく(私の子宮は標準の数倍ある)、開腹して丁寧に摘出したい、癒着を防ぐためにも安全な方法を、ただ、他の病院ならもしかしたら腹腔鏡で出来るという所もあるかもしれないので、腹腔鏡でしたいなら紹介状を書くので、遠慮なく言ってほしいと言われた。 私も夫も悩む間もなく、先生にお願いした。 今から年末の手術を押さえられる病院があるとも思えないし、市外の病院というのもなにかと不便、なによりもこの主治医を私は信

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術当日)

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術を決めた経緯②)

          ミレーナのおかげで、ヘモグロビン値も基準値内となり、月経量も人並み?となって快適ぃ〜となってから一年4ヶ月ほどで手術となったのだが、この間に感じていた違和感があった。 放尿時、つまり、オシッコをする時に座ってから尿が出てくるまでに5秒とか10秒とかの一瞬の間がある時があるのだ。一日8回トイレにいくとするとそのうちの一回あるかないかだったが、今までにはない事だった。 思えば私はママ友達と比べて、トイレが近いかった。ランチ⇨カフェなどど長時間の女子会をしても、私がトイレにいく

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術を決めた経緯②)

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術を決めた経緯①)

          前述通り、2021年12月28日、単純子宮全摘出手術を受けた。子宮と卵管を切除、卵巣は残す方法だ。 (東京国際大堀病院hpより画像引用) 子宮を全摘する事で、子宮頚がんと子宮体がんのリスクは無くなる。また、女性ホルモンを分泌している卵巣は残るため、これが機能してる限りエストロゲンが分泌となり更年期障害はない。 この手術にいたった経緯は以下の通り。 若い頃から貧血だった。ヘモグロビン値が基準値を下回るのが常だったが、フラフラするということは無かった。ただ、いつも唇に血色

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(手術を決めた経緯①)

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(入院/手術前日)

          2021年12月28日、私は人生初の開腹手術を受けた。 前日の27日の午後、大学4回生になる長男の運転で病院まで。 例によってコロナ禍により付き添い不要とのことで 早々に息子と別れ、一人で入院受付へ向かう。 簡単な受付を済ませ、身長、体重を測定、今回お願いしてた入院セット(パジャマ、バスタオル、フェイスタオル、蓋つきコップ、歯ブラシ、ミニシャンプー等一式をレンタルできるサービス。期間中、バジャマやタオルは言えば出してくれる。)の受付も終え、いざ麻酔科医の説明へ。 案内され

          開腹手術記~子宮腺筋症・子宮全摘出(入院/手術前日)