見出し画像

おうち時間を素敵に過ごせない私へ

新型コロナウイルスの影響で仕事がほぼ完全リモートワークに移行してから早1ヶ月半。とてもつらい。

まず一人暮らしの狭い部屋で作業スペースと生活スペースが地続きなのがつらい。話し相手がいないのがつらい。作業環境が整っていないのがつらい。コンビニやスーパーの最低限の外出しかできないのがつらい。そして一番つらいのがSNSである。みごとにメンタルが崩壊しにかかっている。

先日世間を騒がせた首相が投稿した某動画に対するツイートで埋め尽くされたタイムラインで精神がボコボコになったのももちろんなのだけれど、個人的にずっとつらいのはInstagramやFacebookが掲げている「おうち時間を素敵に」系のタグ、ビジネス系アカウントの「今の期間に勉強して、読書量を増やしてたくさんインプットとアウトプットをしよう!(しなきゃ後れを取るぞ)」というような内容。そのときにNetflixでアニメを見ながらSwitchでどうぶつの森をやっていたので正面から殴られているような気分になった。政治関連もそうだしおうち時間もそうだけど、各種SNSが発達すればするほど一種の同調圧力が生まれていくのがとても日本らしくて、逃げ場をなくされているように感じてしまっている。(個人的には参加することも増えてきたオンライン飲み会の発達もまた、良くも悪くもと思っている。)診断されたわけではないけれど、おそらく自分は軽度のHSPなので1つ1つをダイレクトに食らってしまっているのだと思う。追い討ちのような形でSNSで同僚が発信していた「しょうもないノンポリ的な姿勢も結局は権力側に良いように喰われるのがオチ」というような旨の投稿にもボコボコにされた。

わかる!わかるんだ!多分、それぞれの発言はそれぞれの軸で正しい。国の対応に怒っている人も、家にいる時間を有効活用しようと前向きな人も、気持ちはわかる。考える時間が生まれて個々の発言が目立つようになっているから、きっとその分支持も炎上もしやすい。

そんな中モヤモヤしていたところ、ライターのしおたんこと塩谷舞さんのツイートに心から救われた。

日常的に発信をしている職業で、なおかつ知名度のある方のこういった発言は本当に本当にありがたくて、どれだけの人が救われただろうか。

東日本大震災のときはSNS黎明期だったということもあり、また今とは状況が違う。個人的にも、高校生だった当時と比べて考えることも多くなり、のしかかってくるものも多くなった。ただ、デジタルコンテンツの発展は目まぐるしく、メンタルが落ちているタイミングで、各種サブスクやゲーム、悪口はいったけれど各種SNSなどのデジタルコンテンツが発達していて本当によかったと思っている。最近は職場で休憩時間にDiscordを繋ぎながら雑談する時間がとっても息抜きになっている。IT界隈はツールの導入やアイデアなどの共有がとっても早くて本当にありがたい!

いまだにモヤモヤしているのは変わらないけれど、自分なりに自宅でのリモートワークや家での時間を過ごそうと思いながら、私はPlaystation4を購入したのだった。あとSNSはある程度自衛していきます…。

早く平穏な日々が戻りますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?