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令和7年度採用の教員採用試験が近づいてきましたねという話

「不安」「心配」「何もできていない」。
こういった声を、教員採用試験の2、3か月前あたりから耳にするようになります。令和7年度採用の教員採用試験が近くなってきました。
今回は、受験前の気持ちについてのちょっとしたお話です。


今から何をしたらよいですか?

この質問は、毎年必ず聞かれることのひとつです。
勉強をしていて、ふと、
自分は合格できるのかな。
この勉強法を続けていって大丈夫なのかな。
何かやっていないことがあるんじゃないかな。
そんな想いが頭の中を駆け巡ってしまうことがあるでしょう。

不安というものは、一度不安になると、それがいつまでもグルグルめぐってしまったり、さらに不安を掻き立てるようなことを思い浮かべたりするので、自分のことながら、取り扱いが難しい感情です。

ですので、
「今からなにをしたらよいですか」
のあとにある言葉は、きっと、
「とても不安なんです」
が続くのかなと思います。

私にもよくある気持ちです。

自分なりに勉強はしてきた

今から何をしたらよいですか?
と質問されたときに、
心配ですよねとお話しすると、
「自分なりに勉強はしてきたんですけれど・・」
というようなおこたえが返ってくることがほとんどです。

私に聞いてくださる方には、今まで何もしていない方はいらっしゃいません。

みなさん一生懸命、受験勉強をされているんです。
だからこそ、の不安です。

自分から自分に

あせったり、不安になったりしているとき。
受験に限らずですが、そんなとき。
自分はどうしているかなと考えてみると、私は、自分を落ち着かせるために「だいじょうぶ」と自分に言います。

それでも、自分に言うだけでは、やっぱり不安がぬぐい切れないので、誰かに「大丈夫かなあ・・」なんて聞いてしまい、
「大丈夫よ」
といわれると、根拠がなくても、安心するので、
私は、まず、
「大丈夫、自分を信じて」
と言うようにしています。

これは、無責任にいっているというわけではなく、自分なら、そう言ってほしいからです。

けれど、受験の場合は、信じるだけではなく、行動もしなくてはいけないですよね。

その行動のためには、指標も必要になります。

自分がどれくらい合格の基準に達しているかと。

ここを冷静に行うことで、本当の意味での、「何をすればよいか」がみえてきて、たとえ、やらなければならないことが多くても、心は落ち着いてくるものだと思うのです。

なので不安になったら、何ができていて、何ができていないかのチェックをぜひしてみてください。

この記事のまとめ

「今から何をしたらよいですか」

不安になったら、
大丈夫だと自分に言ってみて欲しいです。
ここはきっと大丈夫だと、自分の得意なところをみつけてみてください。
まだ自信のないところを、チェックしてみることも大切です。

冷静にです。

箇条書きがおすすめです。

まだ時間はあるはずです。大丈夫。

自分ひとりでチェックが心配な時は、友だちでも、誰でもお願いできる人に手伝ってもらうのもよいですよね。

不安になる自分を、いけないと思わないことも結構大事なこと。

そして、
先生になりたい、を叶えるなら、
教員採用試験に合格しなくても叶えることはできるので、道はひとつではないという逃げ道も、自分につくってあげてもいいものです。

と私は思っています。




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