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無料の健康診断が年齢で変わるって、知ってました?

健康診断の無料券が届かなくなったと地域の方からご相談をいただきました。
調べてみたところ、74歳までの健康診断と75歳からの健康診断は担当するところが変わり、扱いも変わることがわかりました。
74歳までは大津市が全ての市民に健康診断の無料券を発送しているので、お医者さんにかかっている人もかかっていない人も一律に無料券が届きます。
しかし75歳になって後期高齢者になると大津市の管轄を離れ、「滋賀県後期高齢者医療広域連合」の管轄になります。
滋賀県後期高齢者医療広域連合の管轄に変わると、健康でお医者さんにかかっていない人は今まで通り健康診断の無料券が届きますが、お医者さんに通っていて、そちらで血液検査等をされる方には健康診断の無料券が届かなくなります。
どうしてかというと、かかりつけ医で適切な診療を受けているので一般の健康診断は必要無いと考えられているからです。
大津市の担当課に聞いたところ74歳の健康診断の無料券を配布する際に、75歳からは制度が変わることを告知しているとの事でした。
しかし、今回私が相談を受けたように、制度がどう変わって自分の健康診断が来年から具体的にどうなるのかは、わからない人が多いのではないでしょうか。

75歳からは市の管轄を離れるので、75歳以上への告知は大津市の仕事ではないと考えているような印象を受けました。
管轄は市を離れますが、制度の切り替わりがわからずに【困っている】のは紛れもなく大津市民なので、75歳以降の制度の変更点を市民の方にわかりやすく具体的に周知することが必要だと思います。

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健康診断の切り替わりを表にしていただきました。

今回、担当課の方にわかりやすい表を作成していただいたので、この表をホームページや市の広報紙などで活用して、75歳以上の方の健康診断について周知を図っていただきたいと思います。担当課に提案していきます。

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