見出し画像

熱血メントレ先生 vol.7 『積み上げてきたから今がある』

私は今日内示を受け、4月からどこで仕事をするのか決定した日でした。
この1年間どんな動きをして、どんな変化があったのかな?って、思い返してみると、非常に興味深いことがありました。

近くから聞こえた言葉

実は近くにいる同僚は、かなり他人に依存される方です。アイデアを出して動こうとはするのですが、ほぼ無計画で最後は間に合わず、周りが手助けせざるを得ない状況になります。
話をしていても、相槌するタイミングもズレており、かなり雑な印象を持っています。

そんな同僚がとある企画を進めていたのですが、天候でズレ、今日行う予定もズレてしまいました。中身を確認しておらず、不備があったからです。
そんな中、この人はどうするんだろうなぁ?って観察していたら、こんな言葉が出ました。

『◯◯ってどうするんだろ?いつやるんだろ?』

他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる

この同僚から学んだことは、その人となりはその人の過去からつくられるということです。
成功や失敗も外的要因は影響しているものの、自分がどう歩むかは自分が決めるのです。
つまり、変わるも変わらないも自己決定次第です。

自己決定理論

自己決定理論(Self-Determination Theory, SDT)は、内発的動機づけと外発的動機づけの関係を説明する心理学の理論です。この理論は、エドワード・デシとリチャード・ライアンによって提唱されました。SDTは、人が行動を起こす際のモチベーションの質とその発展を、以下の3つの基本的な心理的欲求に基づいて説明します:
自律性(Autonomy): 自分の行動を自分自身でコントロールしていると感じる欲求。
有能感(Competence): 自分の行動が効果的であると感じ、能力を発揮していると感じる欲求。
関係性(Relatedness): 他者とのつながりを感じ、社会的な所属や愛情を求める欲求。
これらの欲求が満たされることで、人はより高いレベルの自己決定を経験し、内発的動機づけが促進されます。SDTは、外発的動機づけから内発的動機づけへの移行を5段階のプロセスで説明しており、個人が自分の行動をより自己決定的に感じるようになるにつれて、モチベーションの質が向上するとされています。


他人は変えられる

でも、唯一他人を変えられる方法があるんです。
それは、自己決定理論を学んだ指導者が、相手に自己決定の経験をたくさん積ませて…
高い自己決定ができる人に成長させることです。

私は子ども達に宿題を任せ、選択制の宿題を課すことで、成績と学力テストの点数を上げることができました。
(ちなみに私は学力テスト信者ではありませんが、他人を説得させたり、自分を客観的に捉えるためには良いと思っています)
保護者の方からも、『子どもが劇的に変わりました!ありがとうございました!!』という評価も頂いております。

今の自分は過去の積み重ね
今の結果が自分のプロセスのゴール
嫌なら自分と未来を変えよう
そこに必要なのは、あなたの自己決定である

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?