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気づいたら芦屋にいたの巻【京都移民日記】

月に1回ほど大阪のクリニックに通院している。引っ越してきた当初は2週に1回でなかなかしんどかったが、月1の今だってまあまあしんどい。


はあ、明日大阪か……


とため息をついてから気づく。東京にいた頃は2回しか大阪に行ったことはなかった。大好きなお笑いイベントのために行ったときくらいだ。

ちょっと贅沢になってるかも?
ちょっと京都に慣れてきたかも。

そんなことを思いながら新快速(※)に乗る。

※新快速はとにかく早いJR西日本の電車。滋賀と京都、大阪、兵庫を結ぶ。JR東日本•JR東海の東海道線より早いんじゃないかなあ……と思って調べたらやっぱりそうだった。新快速のおかげであちこち行ける、大好きな電車🚃


お昼に焼肉食べちゃった



クリニックに行ってお薬ももらってやれやれと新快速に乗ったら逆方向だった。


「次は尼崎ー尼崎ー、尼崎を出ると次は芦屋に止まります」


疲れた頭の中で「尼崎?は?兵庫?大阪?え?」と思った後冷静にスマホで調べて「尼崎は兵庫県である」という知見を得た。


せっかくここまで来たし、ぶらっと知らない街を歩いていくか。


尼崎は名前くらいしか知らないけど、芦屋は高級住宅街と聞いたことあるし、同僚の住む街だし、なんかネタになるかな!と遊びに行くことを決定。

スマホで有名な観光地を探したらヨドコウ迎賓館が出てきたけど今日は休みだった。 

ちょっと肉離れ気味であまり歩くことができなかったので、有名っぽいパン屋のベッカライ ビオブロートとアンリ•シャルパンティエ本店に行くことにした。


読めない。ベッカライ ビオブロート
ヌスシェネッケン シナモンロールにくるみ?


人気のパン屋さん。ドイツパンは硬くて食べられないので、柔らかそうなのをチョイス。上の写真は頑張って色合いを変えたけど、写真映えはしないパンだ。見た目より味。ドイツらしい感じがする。


そしてアンリ•シャルパンティエ芦屋本店へ。

駅の中にも広告が



言っちゃえば全国規模の人気店なのでどこでも同じクオリティーのスイーツが楽しめる。

本店のシールを貼られて誇らしげなフィナンシェたち


箱に入ったお菓子の詰め合わせだけではなく、とっても綺麗で美味しそうなケーキ(1000円弱だったと思う)が並んでいた。

自分の街にアンリ•シャルパンティエがあって、ときどきケーキが食べたい時に、
下の写真みたいな豪華なケーキを買えるのは羨ましいな、と思った。




芦屋の街はなんだかとても綺麗だった。


おしゃれなフランス料理屋(ラーメン屋や焼肉屋は私の見た範囲ではなかった)、街灯、カフェかな?という外装の不動産屋……

駅前にあったビーンズチョコレートバーも素敵だった。チョコに合うコーヒー•紅茶だけじゃなくてワインもあった。次はここでワイン飲みたい(ワインを飲みたいだけかも)。

道路の歩行者用の通路が石畳?で装飾されていて洒落ていた。道でさえ芦屋。


あと、久しぶりに坂を見た。建物ではなく街の中に階段を見るのは東京以来かも。京都は平らなんだなあ。


芦屋から無事上りの新快速に乗れて、京都でもう一件クリニックはしごして帰宅。

医者に何回も行くのは嫌だけど、引っ越してきた街でいいお医者様に出会えて良かった、安心した。


そろそろ花粉の季節。関西は東京より花粉が少ないってどこかで見たんだけど、本当だろうか。本当ならいいなあ。


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