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新たな縁をむすぶKYOTOGRAPHIE|京都・浜松・横浜|コミュ部活動日記

 お久しぶりです。第2回の投稿以来のこじもえです。
 今回はKYOTOGRAPHIEのインターンに参加して新たにうまれた縁や、誰かとつながるとはどういうことかを私なりに書かせていただければと思います。

 みなさん、KYOTOGRAPHIEのインターンには①現地で働く形態と②オンラインで働く形態のふたつがあることをご存じでしょうか。
 こじもえこと私は横浜在住ですので、完全オンラインで参加させていただいています。しかし、この度ご縁がありまして浜松在住のインターンであるまきをと浜松で邂逅を果たしました。


出会うまでの経緯

 大学で社会学を学ぶ私は「コミュニティとコミュニティをつなぐには」ということを中心に研究をしています。しかし、「ゼミで学ぶことは楽しいけれどどうしても実践が足りない...」というのが私の悩みでもありました。そんなとき現れたのがまきをです。
 まきをは私とかなり近い問題意識を持ちながら、大学でワークショップの実践もしているというまさに私が理想とする学生でした。もちろん、KYOTOGRAPHIEのインターンですからアートへの興味関心という点でも語り合えるところが多いと思い、さっそく連絡をしてみた...というのがはじまりです。

discordのチャットログ

いざ当日へ

 来たる3月29日。浜松駅で待ち合わせをし、私たちは会うことになりました。対面で会うのははじめてでしたが、思ったよりも自然に会話は弾みます。オンラインで何度か話して来たからでしょうか。

movement

 まず、私たちはまきをの大学の友人がキュレーターをしているギャラリーへと足を運びました。まきをがこの日のために友人に連絡をしてギャラリーを開けておいてくれたのです。
 この日見た展示は「movement vol.5 アドニスの庭、窓の外の幽霊」。「異なる思想、生態系、コミュニティが接続されていく空間を考える」というコンセプトの展示です。哲学的な文脈の作品といつか見たことのある夢のような作品がひとつの空間を形成しており、同年代の学生がキュレーターを務めていると思うとまた目を見張るものがあります。なかなかにハイコンテクストな部分もありましたが、それらを自身の感性に落とし込んでいく過程には面白さがありました。

喫茶さくらんぼ

 お昼過ぎにはギャラリー下の喫茶店で昼食です。カウンター席がいくつかとボックス席がひとつ。おばあちゃんがひとりで切り盛りしているこじんまりとした喫茶店です。それぞれ注文し日頃の学生生活や最近読んだ本について語り合いました。アイスクリームの乗ったメロンクリームソーダやミルクセーキなどもあり、昭和レトロが好きな方は気に入るのではないでしょうか。

私が注文した500円のオムライス

hirano art garelly

 最後に訪れたのはhirano art garellyです。ここでもまきをの友人がおり、展示を見た後に引き合わせてもらいました。それぞれが大学で学んでいることについて話せば、「面白そう!」という反応をいただき、相手の行っている活動について聞けば、これもまた私にとって勉強になるものばかりでした。私にとってはゼミの友人以外で研究について話せる相手はとても貴重ですから、KYOTOGRAPHIEのインターンを通じて、そのような相手に多く出会えたことは幸運です。アートを通じてネットワークされたつながりは、今後またあらたなコラボレーションの可能性に開かれていくことでしょう。

「つながる」ってどういうことなんだろうか

 ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
 「出会い」、「つながり」、「縁」というものは待っているだけでは生まれないということを感じる今日この頃です。もちろん、現代はSNSを通じて簡単に誰かとつながれてしまう時代です。実際に、完全オンラインで仕事もやろうと思えばできてしまう。しかし、それでは何か満たされないものが必ずある。誰とでも簡単につながれてしまう時代だからこそ、あえて対面で会って得られる経験の大切さをあらためて認識しました。


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