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活動まとめ 3月29日-4月4日

岩手県一関市地域おこし協力隊の丸谷留奈です。
このnoteでは、毎週金曜日に1週間分(土〜木)の活動を更新しています。

林業に興味のある方、これから林業を始めてみようかなと思われている方、地域おこし協力隊とはどのように活動しているのか知りたいという方などに読んでいただけると、少しは参考になるかも知れません。

この場を借りて、自分自身の振り返りもさせていただいています。
林業初心者の私が3年間でどのように成長し自立できるのか、見守っていただけると幸いです。

それでは今週の活動のまとめをどうぞ ↓ 


婦人会定期総会

3月29日
私たちの住む京津畑集落の、婦人会定期総会へ参加しました。
文字通り、ご婦人だけの組織ですが、人口減少に伴い年々会員が減っていて、令和6年の会員数は11名になってしまったのだそうです。
まだご婦人とは呼べない30代以下の方は入っていませんが、そもそも数えるほどしかいらっしゃいません。なので、誰もが必ず何かの役に就かれています。
今年は役員改選の年でしたが、限られた人数の中で会長、会計、庶務、副会長、監事2名、各班ごとの理事を決めるのに苦労されていました。
特に、現会長さんは別の組織の任務もいくつか兼任されていて大変そうでした。
そんな中、活動報告を拝見すると1年間に26回も活動されていました。素晴らしいです!

総会の後は飲みたい人は飲みながらの会食で、お喋りも弾みました。
集落の行事は大切な情報交換の場。色々と仕入れさせていただきました(笑)。まだ提供は殆どできず。
写真を撮り忘れてしまいましたが、お弁当は、やまあい工房さんに作っていただいていて、いつもながらとても美味しくいただきました。

令和6年度は、私ともう一人、新しい会員が増え歓迎していただきました。ほんの少しでも、何か良い相乗効果が生まれれば良いなと思います。

総会は、式次第に沿って本式に進められました。

地域おこし協力隊 3月度の報告書作成

3月31日
私たち地域おこし協力隊3名は、毎月文書による報告書を作成して、市役所の担当の方へ提出しています。契約通り活動がなされているか、活動費は公正に使われているかなど…明らかにするためでもあります。
いつもですと月末で締めておよそ約1週間以内に市の担当の方々と協力隊で月例ミーティングを行い、その際に提出しています。
3月は年度末という事で、この日が提出期限でした。
領収書を確認しながら活動費の集計、noteなどで今月の活動を振り返りながら報告書を作成しました。
これで、昨年7月7日に着任時からの今年度の契約が満了となりました。
引き続き、近日中に来年度の契約を交わさせていただく予定です。気を引き締めて参ります。

研修林の集材

4月1日
自伐型林業施業研修で使わせていただいた山。
伐倒造材や作業道の研修、それに伴う自主練でたくさん木を切らせていただきました。お陰様で、色々と技術や知識を習得できたとともに、鬱蒼としていた山に光が差し込み、風通しも良くなりました。
研修は終わりましたが、引き続き切った木を売って収益を得る、というところまでを実践します。
この日は、研修生1名と協力隊3名で切った木を斜面から平地へ下ろし集める作業をしました。木の状態、サイズによって、A〜Dにランク分けして市場へ売るのですが、その見極めはまだ私たちにはできないので、一関市林政アドバイザーの菊池さんに立ち会って指導していただきました。

林内作業車を操作する私と、介錯(木のそばにいて、引っ張られる方向などを調整)する夫。
前後左右に進むには、運転席で操作。
動きはゆっくりですが障害物も多し。焦ります。

作業中、ガス欠に。そして、追加のガソリンを忘れるという痛恨のミスをしてしまいました。近くのガソリンスタンドで購入しましたが、大切な研修時間を奪ってしまいました。仕事は準備が8割。確認が不足しており、反省しています。

やまあい工房さんのお手伝い

4月2日
午前中、やまあい工房さんのお手伝いをさせていただきました。2月3月と研修などで日程が詰まりなかなかお手伝いできていなかったので、久し振りです。
火曜日はおかずを販売に行かれるので、主にパック詰めを手伝わせていただきました。
お弁当の注文も重なりとてもお忙しいご様子。また日程の合う時に時々お手伝いさせていただければと思います。

重さを測りながらお弁当の盛り付け。色合いにも気を付けながら。

作業道施業開始

先週、徳島の橋本光治先生が京津畑へ来られ、線形(作業道のルート)を付けてくださった所を、短時間ではありますがバックホーで道を作りました。
今までの研修場所と違い山側の路肩に木が密集していて、その間で重機を動かすのに一苦労でした。実践の大変さが身に沁みます。

路肩の木立の間で重機のアーム・ブーム(腕のような部分)を動かすのはまだまだ難しく、木を傷付けてしまわないか肝を冷やします。

作業道施業

4月3日
前日に引き続き、短時間ではありますが、作業道を作りました。
基本的には路肩に近い部分から土を取り順番に重ねて傾斜を作って行くのですが、少し掘ると木の太い根が出てきたため、掘る事ができず、足りない土をどこから持ってくるのかが課題となりました。場所によって土の質も状況も違い、パターン化できないのが難しいです。おそらく第一難関となりそうな予感です。
後日、隊員3人が揃った時に案を出し合いながら進めて行こうと思います。

木の根だらけの路肩周辺の土。どう処理をして良いのか・・・


集落の林の除伐と玉切り

4月4日
3月20日に伐採を開始させていただいた集落の林ですが、次回の伐採までに、細い木や枯れた木の除伐と玉切りをしました。
それぞれ自ら選木し、休憩を挟んで計4本ずつ倒し、長さを測って玉切りしました。真っ直ぐではない木や枝ぶりの偏った木は、重心を予測しながら受け(倒す方向への三角の切れ目)を入れます。それでも、予測した方向よりズレて倒れたり、木の芯が残ってしまいなかなか倒れなかったりと、苦戦しました。
特に、私が最後の1本を倒すのに予定時間を大幅に過ぎてしまいましたが、林業経験者の加藤隊員に助けていただきながらの伐倒は学びが多くとても有意義でした。
木にチェーンソーを入れている間、どのように倒れていくのかもじっくり観察できました。
失敗や困難をたくさん経験して技術向上を目指したいと思います!

根元が大きく曲がった木の伐倒。

移住希望者のご訪問

関東から移住希望者がご家族で視察に来られるという事で、私たち協力隊も同席し、少しだけお話をさせていただきました。
林業に興味を持たれている奥様。ありがたい事に、私たちのnoteにも目を通してくださっていました。
林業を志したきっかけや、現在買い物はどうしているかなど、簡潔ではありますがお話させていただいた後、実際に使っている道具をお見せしたり、少し触っていただいたりもしました。私の使っているチェーンソーを「重いですよ?」とお渡ししたのですが、持ち上げて「これなら大丈夫」とおっしゃり、逞しさを感じました。
また、作業道の現場までご案内して、私が少しだけバックホーの操作をお見せしましたが、この日一番の盛り上がりではなかったかと思います(笑)。
女性が重機を扱うのは、普段なかなか見られないと思いますが、少しでも身近に感じて「自分もできそうかも」を思っていただければ幸いです。
イイ移住を心から祈っております!

夫もまた、地域おこし協力隊として一緒に活動しています。夫 丸谷誠司のnoteはこちら↓
https://note.com/kyotuhata_m

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