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活動まとめ 1月12日-1月18日

今週は、空き家改修のためなかなかできていなかったやまあい工房さんのお手伝いをさせていただきました。
県外での林業研修や新しい会への参加など、とても充実していました。


チェーンソーのメンテナンス

1月12日
前日途中で暗くなってしまい中断したチェーンソーのメンテナンスをしました。
土を切ってしまい切れ味の悪くなった刃でしたが、前日に目立てをした後試しに切ってみると、ネジの締め忘れでソーチェーンが外れてしまったので、再度切れ味を試してみました。やはり切れ味は悪いままだったので、今回は諦めて新しいソーチェーンに交換しました。
もっと目立ての技術を磨いて、切れる刃で仕事も効率化できるようになりたいです。興田地区安全環境部会の方から、1月の終わりの目立ての研修をご案内いただいています。講師は、書籍でもメンテナンスの記事を見かけた事のある方。日程が合えば是非参加してみたいと思っています。
この日、気温は氷点下で雪もチラチラ降っており、悴む手で行うメンテナンスはとても辛く、特にソーチェーンをはめるのが難しかったです。東北の冬の中では、天気と相談して環境も整えながらの準備・施業が大切です。

自伐型林業施業研修(南三陸町)

1月13日
12月に引き続き、南三陸町で自伐型林業施業研修がありました。同町では3日目の研修で、講師は同じく波伝の森山がっこの渡辺啓さん。
今回は、約2週間研修生それぞれがバックホーの操作を練習していたので操作練習は無しで、実際に道を作っていきました。表土には植物の種やキノコなど菌類が豊富でとても栄養価の高い土なので、深く埋めるのには使わず、谷側の路肩斜面に使う事で、そこへ植物も生えて、地面もしっかりするそうです。キャタピラが通るワダチ部分は固く丈夫に作る必要があるため、深土を使うそうです。習った事を実践しようするのですが、表面を薄く掬ったり、深く掘ったり頭で分かっていてもその通りに操作できず、かなり焦りました。
バックホー練習では、バケットやアーム・ブームの動きに慣れるため気を使った練習ばかりしていましたが、土を掘る練習はしていませんでした。「こんなに練習したのだから、土くらい掘れるだろう」と思っていましたが、甘かったようです。
とは言え、前回よりは大分思うように操作できるようになったのもあり、渡辺さんが教えてくださる事が少しは伝わってくるようになりました。今月末に再度南三陸町で研修があります。その時まで土を掘る練習もして、リベンジしたいと思います。

思い通りに動かず、顔が強張っています。それぞれの動きはできるようになってきましたが、連動した動きがまだできません。

やまあい工房さんのお手伝い

1月14日
今年初の、やまあい工房さんのお手伝いをさせていただきました。この日は11時から新年祝賀会があり、そのお弁当作りでした。次々に出来上がってくるお料理を盛り付けるのが主でしたが、お餅のタレに使う「わさび大根」をすらせていただきました。「わさび大根」とは初めて聞きましたが、本当に大根とわさびの中間のようないでたちをしていて、するとわさびを少し甘くしたような、フレッシュな香りがツンとしてきて癒されました。
書き初めはしていませんが、墨をする代わりにわさび大根をする事ができて、良い新年のスタートになりました。
すりおわると工房の保子さんに習ってお醤油で味付けし、「味見してみて」とのお言葉に、スプーンでガバッと掬って舐めてみると…辛い!ワサビと同じくらい辛くて驚きました。でも癖になりそうなわさび大根醤油でした。これは家でも作ってみたいですし、実家にも教えてあげたいです。多分、広島には無い味。

大根わさびをすっています。
葉の部分は使いませんが、鮮やかな緑色が綺麗です。
出来上がったお弁当。見た目も楽しく美しく、もちろん美味しく、流石!の一言です。
わさび大根餅は真ん中に堂々と鎮座。

森林資源を活用する一関市民の会

1月15日
かねてより参加したかった森林資源を活用する一関市民の会の活動に、この日初めて参加させていただきました。昨年5月終わりに一関市川崎で行われた自伐型林業フォーラムでは同会代表の千葉康夫さんが登壇されていらっしゃり、地域の山の木の活用について触れられていました。その後、8月の自伐型林業研修で実際にお会いし、木の種類や目立ての仕方など教えていただき、豊かな山の知識に感銘を受けました。同会では一関市内の木で薪を作ったり、木質チップボイラーの燃料になる原木を集材して収益を得られています。
会員制という事で、1月唐私たち協力隊3名も入会させていただきました。
この日は、事務局長の千田雅明さんも来てくださり、会の仕組みや備品の支給、皆さんへの紹介をしてくださいました。9時から12時まで、グループに分かれて実際に薪割りをしました。私は地域活動副リーダーの方とペアになり、主に薪割り機を操縦しました。途中、木を機械に設置する作業もさせていただいたのですが、太いとなかなか持ち上がらず、中腰での反復作業に悲鳴を上げ、副リーダーがそっと替わってくださいました。
会は、月に2回活動されています。所属する事になった大東・東山地域の他にも、厳美・萩荘地域、室根・藤沢地域のグループがあるそうなので、機会があればそちらへも参加してみたいと思います。

薪割り機の操作。面白いように割れていきます。

バックホーの練習と、修理

1月18日
先日発見された油漏れのような現象を、コマツ岩手(株)県南修理担当の方に見ていただきました。幸い故障ではなく、油圧用の作動油を送るパイプ周りを調整していただき解決しました。
相談してすぐに対応してくださいました。感謝です。

修理担当の方が作動確認中。
私の旧姓と同じ苗字の方で、親近感も湧きます(笑)

油漏れも無くなり、安心してバックホーの練習に取り組む事ができました。この日は、南三陸町の屈辱を晴らすため、土を掘る練習を重点的にする予定でしたが、大きな石がゴロゴロ出てくるのでその石を掬ってよかす事に手を取られ、あまり思ったような練習はできませんでした。石だけ掬う、という作業は今の自分には難しい事が分かりました。ブームを引き寄せながらアームを少しずつ上げ、さらにバケットも少しずつ掬う…という3つの動作を一度にしなくてはならないのですが、何度やってもできませんでした。次はどのような練習をすれば良いのか、迷います。

1番始めは丸太スライス重ねをしました。
まだまだゆっくりとしかできません。

今週の活動報告はこれで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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