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活動まとめ 1月26日-2月1日


バックホーの練習

1月26日
1週間振りにバックホーの練習をしました。
20日の釜石での作業道研修では不安定な場所での操作に恐怖心が生まれたので、この日は傾斜のある場所まで移動して、自分の感覚と実際の車体の状態を乗ったり降りたりしながら確認しました。

たったこれだけの傾きですが、乗るとかなり傾いているように感じます!

単に度胸が付けば良い訳ではなく、常に安心・安全な状態での作業が求められます。
車内からの視線と実際の状態は「ズレ」があります。
これも身体で覚えていくしかありません。
うーん、まだまだ怖いのは状態が分からないですね…。
数日前の雨で、地面はすっかりぬかるんでいました。
キャタピラで通った端から地面がえぐられていきます。乗り終えて掃除をしていると、粘着質の泥がキャタピラの表面だけではなく隙間にも入り込んで取り除くのも大変でした。雨の日に作業道作りが向かない理由が身をもって分かりました。

泥が糊の役割をして、石まで巻き込んでキャタピラの隙間に入り込んでいました。故障に繋がりそうだと素人ながら思いました。

車庫作りとヤドズ作り

1月27日
現在住んでいる家は車が雨宿りできる場所がなく、雪が降ると雪かきもしなくてはならないので、何とか手間を無くすために簡易的な車庫が作れないものか…と、主人発案のもと試行錯誤しました。
幸い、屋根から雨漏りはするもののまだ何とか倒れずに佇んでくれているワカメハウス(ギャンブレラ屋根の小屋。両サイドが跳ね上がった屋根の形がワカメちゃんの髪型に似ているため私が命名)があるので、軒下を利用して廃材のトタンと木材を組み合わせて、小さな車庫を作りました。
今は有り合わせの物で我慢ですが、来季は、自分たちが伐採した木などを使ってもう少し頑丈な物が作りたいです。
この後、先週とは別の場所へヤドズを設置しました。夫婦で試行錯誤していると、お隣の方がお散歩で立ち寄られ、アドバイスしてくださいました。この方は、ヤドズに使える資材を提供してくださったのですが、私たちが納得いくようにと、あまり初めから「こうした方が良い」とは仰らず、タイミングを見計らって小出しに教えてくださいます。ダメ出しもいただきますが、そこに愛を感じます。
作業中に日が暮れてしまったので、作業はまた後日に持ち越しとなりました。冬至を過ぎ日が少しずつ長くなってきましたが、17時を過ぎると暗くて作業になりません。谷間は、日の当たる時間が少ない。冬は早起きが必要です…!

作業道研修

1月28日
南三陸町で、1月2度目の作業同研修がありました。
事前に、山主との契約書の取り交わしについてご相談させていただいていたのですが、午前中1時間ほど時間を取って色々なパターンを教えてくださいました。
お互いの信頼関係のもとに、責任を持ってできる事をシンプルに取り決めていく事が大切なようです。そこが良い山である事はもちろんですが、自分たちの方向性を理解し一緒に喜んでくれる山主さんのもとで良い仕事ができるのではないかと感じました。どんな施業がしたいのか・・・しっかりお伝えして、「こんなはずではなかった」とお互いがならないように準備したいと思いました。
午後は、研修生が順番にバックホーを操作して道作りをし、次の人へ引き継いでいく形でした。バックホーが進んでいくためには、しっかりと足元を固めて平坦にしなくてはならないのですが、皆さん苦戦。道の端の片方が高くなってしまったり、目の前の穴を埋めるためにどこから土を持ってくれば良いのか分からなかったり。
土を均(なら)せるようになる事が次の課題となりました。

何度も均そうとすると、土が偏って平らになりません。


南三陸で渡辺さんに教えていただくのはこの日が最後でした。
何かあればまた言ってください、というありがたいお言葉をいただきました。
頼りにしています。とても親身に教えていただき、感謝です。

薪づくり参加

1月29日
森林資源を活用する一関市民の会の薪作りに参加しました。
1月15日に初めて参加して以来、2度目です。
前回と同じ方とペアを組み、ひたすら薪割り機で薪を作っていきました。
薪割り機を操作するより、木を設置する役割の方が圧倒的に重労働で技術も必要です。恐る恐るその役も挑戦したい事をお伝えすると、快諾してくださいました。
設置する位置や向きで割れ具合も違い、なかなかうまく割れないのですが、時々「パカッ」と気持ち良く割れた時は二人で喜ぶ嬉しい瞬間もありました。

常に中腰での木の設置作業は、腰にもきます!


「(機械)操作の方は大分慣れて上達したナ」と嬉しいお言葉もいただきました。
身体を動かした後はとてもお腹が空きます!

林内作業車のワイヤー交換

1月30日
林内作業車のワイヤーを、元々付いていたものより太く長いものへ交換しました。
その後、3人の隊員が交代して少し試運転をしてみましたが、長い間動かしていなかったので私は軽いパニックになりました。狭いビニールハウスの中で操作を間違えれば大惨事。面目ないです(泣)。

私は、仕組みを知るために二人の作業を見学しました。

地域づくり人材活動事例発表会

1月31日
盛岡市の「アイーナ」という施設で行われた表題の発表会を見に行きました。
基調講演では、元南伊豆町の地域おこし協力隊の伊集院一徹さんがお話しされました。
「内省も大切だが、人に話して言語化してみる。」という言葉が印象的でした。
有言実行でもありますし、人に話す事で共感・応援してくださったり、情報をくださったりと、目的に向けて世界も広がっていきます。
基調講演の後は、岩手県内の地域おこし協力隊9名がそれぞれの活動報告をされました。全ては書ききれませんが、皆さん、新しい事業や計画を次々に企画・実行されていて、とても刺激になりました。
発表会の後は約1時間交流会の時間がもたれました。
同じ自伐型林業で九戸村で活動されている上野早紀さんともお話でき、色々とリアルな体験も伺う事ができとても良い時間となりました!迷いや躊躇いで悶々としていたのですが、具体的に方向性が見えてきました。ご丁寧に対応くださり感謝です…!

上野さんとご挨拶。

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