活動まとめ 2月16日-2月22日

縁日さん訪問

2月16日
兼ねてより尋ねてみたいと思いつつ、なかなかタイミングが合わなかった縁日さんへ伺いました。弟の蜂谷淳平さんが迎えてくださり、お話しさせていただきました。
縁日さんは、古民家をクラウドファンディングと助成金で再生されたそうですが、店舗として使われている母屋は古さがうまく活かされたとても居心地の良い空間でした。

店内の様子。まるでギャラリーのようで
商品一つ一つが作品として扱われていました。

扱っていらっしゃる商品は、一つ一つストーリーが伝わって来るものばかり。作り手さんや、その場所を尋ねてみたくなります。お店の周囲は「里山サポーターズ」という方々が集まって里山整備もされていて、大人も子どもも皆んなで楽しみながら作り上げていく参加型・体験型の仕組みはとても素晴らしいと思いました。
また、何らかの形で関わらせていただければ嬉しいです。

黒石寺蘇民祭

2月17日
1,000年以上続いたお祭りの形に幕が降ろされると言う事で、その様子を見に黒石寺へ行きました。岩手の蘇民祭へは個人的に思い入れもあり、プライベート半分、地域活動半分ではありましたが、その両方の視点で考えさせられる最後の姿でした。

本当にこれで終わってしまうのか、と思うくらいの凄い熱気。

かつて京津畑にも「食の文化祭」という地域内外から大勢の方が来られるお祭りがありました。コロナ禍で中止となり、昨年も復活を望む声を私自身も聞きましたが中止。
地域だけで守って行く事の限界に面した文化が全国にはたくさんあると思います。来年からどのように形を変えて行くのか、見守って行きたいです。

森林整備の契約

2月18日
京津畑集落が所有される集落内の杉林を整備させていただく事になりました。
伐採計画から木材の販売まで、一連の流れを学ぶ機会になれば・・・とお声かけいただきました。とてもありがたいです!
この日は、依頼主の方と一緒にその林を歩き作業イメージなど相談した後、作業請負の契約書を取り交わしました。
私たちにとって初めての契約。責任を持って安全に作業させていただきたいと思います。

境界線や残す木、丸太を置いておく位置などを確認しました。

長徳寺蘇民祭のお手伝い

2月19日
藤沢町長徳寺蘇民祭で販売される根付け作りのお手伝いをさせていただきました。
同寺のご住職渋谷さんも私たちと同じ移住者ですが、コツコツと地域活動を続けられ、地域の方から信頼される存在となられています。
黒石寺と違い、蘇民祭は場所を提供されているだけで、地域の方が主になって運営されているそうです。お祭りのボランティアも地域に限らず募集されていて、運営側も地域外へ開けたお祭りとなっていました。参加者も運営側も一緒に楽しむ・・・お祭やイベントを続けていく上でとても大切な事だと感じました。

お茶っこしながら、楽しくお手伝いしました。
当日行けないのが残念です。

夏油古民家Cafe kobiru訪問

2月21日
ふとした事から声をかけていただき、北上市にあるカフェkobiruを営まれる中村ご夫妻を訪問させていただきました。
平成28年にご夫婦で同市の地域おこし協力隊に着任されたとの事で、先輩としてもリアルなお話が色々と伺えました。
カフェには熱効率のとても高い薪ストーブが設置されていました。ロケットストーブを応用した仕組みを取り入れられていて、様々な研究・工夫をされた事によって薪の木の種類の選別や乾燥時間の必要ない、画期的なシステムを構築されていました。ここまで来るのに何度もトライ・アンド・エラーを繰り返されたそうです。
中村さんは、減災のためにロケットストーブの作り方を教える活動もされていらっしゃいました。東日本大震災の被災地で、ロケットストーブを寄付されたところは、皆さんが暖をとる事ができたそうです。電気や燃料がなくても、薪さえあれば使う事ができます。
私たち自伐型林業の木材の出口としても可能性の広がるものでした。

店内の薪ストーブ。
この日外気温は1℃でしたが、室内は30℃近くに。部屋の端々まで殆ど一定の気温でした。

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